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【滋賀】安土城、映像で再現 近江八幡で31日から一般公開

ジャンル・エリア : 文化 | 歴史 | 近畿  2014年05月30日

天主の上空からのぞむ景観を映像化した安土城周辺=近江八幡市提供

天主の上空からのぞむ景観を映像化した安土城周辺=近江八幡市提供

 近江八幡市は、織田信長が築いた安土城とその周辺を映像で緻密(ちみつ)に再現する「高精度シアター型VR(バーチャルリアリティー=仮想現実)安土城」を完成させ、31日午後2時から同市安土町の文芸セミナリヨで一般公開する。

 1581年夏、ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスが、総棟梁(とうりょう)を務めた岡部又右衛門の案内で信長が待つ天主に向かう内容。大手道から見上げた天主、天主の上空から城下町や西の湖、琵琶湖などをとらえた景観を紹介している。上映時間は15分。

 市は安土城跡を観光振興につなげたいと2010年に復元プロジェクトを発足。安土城に詳しい故内藤昌氏(元愛知産業大学長)の天主復元案を基にした映像で観光客らに楽しんでもらおうと計画を進めていた。凸版印刷が映像制作し、大阪大学大学院工学研究科の福田知弘准教授が技術監修した。制作費は3800万円。

 市文化観光課の中村吉孝副主幹は「臨場感あふれる映像で、安土城にいるような感覚を持ってもらえたら」と話している。

 上映会は、6月8日のあづち信長まつりのプレイベントとしてまつり協議会が企画。先着350人で無料。問い合わせは、協議会=0748(46)2389=へ。

(前嶋英則)

<安土城>1576年から3年かけて琵琶湖畔の標高200メートルほどの安土山に築城。金、朱などに彩られた地上6階地下1階の天主は、本能寺の変による信長の死後、焼失した。大量の石垣を積み上げた様式、本格的な天主は近世城郭に大きな影響を与えたといわれる。

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