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【愛知】明治村に朝ドラ効果 ロケ使用で入場者増

ジャンル・エリア : サブカルチャー | 愛知 | 文化  2014年06月05日

「花子とアン」で修和女学校として使われた北里研究所本館=犬山市の明治村で

「花子とアン」で修和女学校として使われた北里研究所本館=犬山市の明治村で

 3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」と、放送中の「花子とアン」のロケ現場に使われた犬山市の博物館明治村に、ドラマに登場する建物を見ようと訪れる人が増えている。明治村の担当者は「ロケをきっかけに、明治村を楽しんでいただき、大変うれしい」と喜んでいる。

 「『花子とアン』が撮影されたのはここですか」「どの建物ですか」-。明治村の入場ゲートや電話で、こんな問い合わせをする人が最近多い。

 「花子とアン」(3月31日放送開始)では、主人公の安東はなが通う「修和女学校」の校舎外観などに明治村の北里研究所本館が、はなの友人の葉山蓮子が見合いをしたホテルに村内の帝国ホテルが使われた。

 「ごちそうさん」(昨年9月30日~今年3月29日放送)でも、明治村のレンガ通り、第4高等学校武術道場「無声堂」などでロケがあった。

 両ドラマが明治村で収録された影響などで、昨年10月~今年5月の来場者数は29万7000人と、一昨年から昨年の同時期を3.8%上回った。

 村内でこの冬、「しあわせのバラ探し」など新企画のイベントが打ち出されたことから、明治村の広報担当、松本卓也さん(26)は「増加要因は朝ドラだけではない」と言うものの、両ドラマの貢献も大きそうだ。

 「ごちそうさん」の平均視聴率は名古屋地区(ビデオリサーチ調べ)で20.3%。「花子とアン」も5月22日に23.3%を記録するなど、いずれも好調。多くの人に見られている。

 朝ドラは、村内での楽しみ方にも影響を与えたようだ。両ドラマの舞台となった明治、大正期の女学生衣装などを着て記念撮影できる「ハイカラ衣装館」の利用者もわずかながら上向いている。

 オープンした昨年3月から9月までに、入場者に占める利用者の割合が2.7%だったのに対し、「ごちそうさん」が始まって以降の昨年10月から今年5月までだと、3.6%。ドラマの登場人物のような衣装が着られることが人気の一因とみられる。

 松本さんは「今後もテレビドラマなどをきっかけに、明治時代や明治村に興味を持ってもらえれば」と話している。

(金森篤史)

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