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【愛知】ゴマクレープで途上国支援 高速道刈谷オアシス

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知  2014年07月02日

ゴマを使ったクレープを販売する「胡麻屋くれぇぷ堂」=刈谷市の刈谷ハイウェイオアシスで

ゴマを使ったクレープを販売する「胡麻屋くれぇぷ堂」=刈谷市の刈谷ハイウェイオアシスで

 刈谷市東境町の刈谷ハイウェイオアシスに、ゴマを使ったクレープ店「胡麻(ごま)屋くれぇぷ堂」が開店した。地元の建設会社が、京都市の業者と協力して外食産業に初進出しての出店でゴマの消費を拡大し、途上国支援などの国際貢献につなげる狙いもある。

 建設会社は刈谷市の「角文」。鈴木文三郎社長(56)が昨年2月、国際協力機構(JICA)の民間調査団に参加して南米を訪問した際、調査団に加わっていた京都市のゴマ加工販売会社「わだまんサイエンス」の深堀勝謙社長(42)と知り合ったのがきっかけ。

 ゴマへの熱意に打たれた鈴木社長が、ハイウェイオアシスのリニューアルに合わせて出店を打診。わだまんサイエンスなどと運営会社「胡麻の和」を設立し共同で開店した。

 店では「金ごま」と呼ばれる地中海沿岸産の高級ゴマや、ミャンマー、パラグアイ産の品質が良いゴマを使用。つぶしたゴマを生地に練り込み、フルーツやクリームを包むスイーツ系と、京野菜などを使う軽食系の計9種類のクレープを提供する。ゴマの香ばしさと美容効果が売りだ。

 ゴマは途上国で栽培が盛ん。適正価格での貿易を通じ、途上国の生産者や労働者の自立を支援する「フェアトレード」が呼び掛けられており、日本での消費を拡大することで国際貢献もしていきたいという。

手作業でゴマをつく鈴木社長(左)と深堀社長=刈谷市の刈谷ハイウェイオアシスで

手作業でゴマをつく鈴木社長(左)と深堀社長=刈谷市の刈谷ハイウェイオアシスで

 鈴木社長も、ゴマの専門知識や調理技術を持つ人を業界団体が認定する「セサミマイスター」になり、開店に備えた。「これまでは外食産業に関心がなかったが、深堀社長とともにゴマの食文化を広げたい」と意気込む。

 深堀社長も今後、パラグアイにゴマの焙煎(ばいせん)工場を建て、現地でクレープ店を開く目標を持っており、「貧しい国を応援し、消費者の健康にもつながる。世界の懸け橋になりたい」と話している。

 (岡村淳司)

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