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【石川】「乃ぼる」のラーメン復活 辰口温泉、創業者長女が挑戦

ジャンル・エリア : グルメ | 石川  2014年07月10日

2日間限定で、乃ぼるのラーメンを復活させる二沢桂子さん=石川県能美市湯屋町で

2日間限定で、乃ぼるのラーメンを復活させる二沢桂子さん=石川県能美市湯屋町で

「七夕縁日」で10年ぶりに

 石川県能美市辰口町の辰口温泉で地元住民らに長く愛された「割烹乃(かっぽうの)ぼる」のラーメンが10年ぶりに復活する。市が12、13両日に同温泉を会場に開く「ウルトラアート七夕縁日」で、創業者の長女二沢桂子さん(71)=同町=が懐かしい味を限定400食で提供する。(世古紘子)

 乃ぼるは1950(昭和25)年、桂子さんの父で10年前に87歳で亡くなった昇さんが温泉街の一角に創業した。桂子さんも高校卒業後は店に立ち、丼物や洋食、麺類を出した。店は地元住民や旅館の従業員、宿泊客らに親しまれたが2006年、老朽化のため惜しまれつつ閉店。桂子さんは現在、長男の一範さん(48)が同市湯屋町に新たに開いた割烹・小料理店「二兎(にと)」を手伝う。

 乃ぼるのラーメンは閉店後は販売されてこなかったが、今でも当時を知る住民から「また食べたい」と声が上がる人気メニュー。今回の復活は辰口温泉観光協会の田川剛会長から「縁日の模擬店で懐かしいラーメンをぜひ出してほしい」と言われ、桂子さんが「この機会にやってみよう」と快諾し、実現した。

 当日は、桂子さんが父親を手伝った当時の記憶と舌を信じ、味の再現に挑む。鶏がらとタマネギ、ニンニク、ショウガを丁寧に煮込んでスープを取り、しょうゆと合わせて、手作りチャーシューや赤巻きかまぼこ、ネギ、メンマを載せる。当時のままに提供する予定だ。

 桂子さんは「多くの人が懐かしんでくれて商売冥利(みょうり)に尽きる。乃ぼるの味やと思ってもらえるよう頑張りたい」と意気込んでいる。ラーメンは1杯400円で、縁日は午後5~9時。

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