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【福井】スペインの化石など展示 恐竜博物館で特別展

ジャンル・エリア : オブジェ | 福井  2014年07月11日

スペイン国外初公開のコンカベナトールの全身骨格(手前)の説明をするフランシスコ・オルテガ教授(左)と柴田正輝研究員=勝山市の県立恐竜博物館で

スペイン国外初公開のコンカベナトールの全身骨格(手前)の説明をするフランシスコ・オルテガ教授(左)と柴田正輝研究員=勝山市の県立恐竜博物館で

 勝山市の県立恐竜博物館で11日、特別展「スペイン奇跡の恐竜たち」(中日新聞、日刊県民福井後援)が開幕する。スペイン中央部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州から発見された肉食恐竜「コンカベナトール」の全身骨格など、極めて良好な保存状態を誇る化石や標本約240点が展示される。10月13日まで。

 同州立科学博物館の収蔵品を中心に展示。白亜紀前期(約1億2500万年前)のラス・オヤス地層から発掘した化石や、白亜紀後期(約7200万年前)のロ・ウエコ地層から出土した化石、小説「ドンキホーテ」の舞台である同州の紹介など、6つのゾーンに分かれる。

 ラス・オヤス地層から発見されたコンカベナトールの全長は推定約6メートル。骨格の一部には、皮膚や爪、足裏の肉球などの軟組織が残っている。日本を代表する獣脚類で勝山市北谷町で発見されたフクイラプトルとは分類学的に近縁という。

 ほかにも、歯を持つダチョウ型恐竜「ペレカニミムス」など原始的鳥類や全長約16メートルの竜脚類の化石など、展示品のほとんどはスペイン国外で初公開となる。発掘に携わったスペイン国立通信教育大のフランシスコ・オルテガ教授は同州の地層について「珍しい種類など保存状態の良いものが多く、恐竜化石の世界的産地となる可能性は高い」と話している。

 開館時間は午前9~午後5時(入館は午後4時半まで)。観覧料は一般1200円、大・高校生800円、中・小学生600円(いずれも常設展料を含む)。

 特別展に関連して13日午後2時から、スペイン・マドリード自治大のホセ・ルイス・サンス教授が講演するほか、特別展担当研究員による解説ツアーが27日、8月10日、9月7日、10月13日のいずれも午後1時から行われる。

(藤井雄次)

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