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【大阪】長さ日本一 天神橋筋商店街 大阪市北区

ジャンル・エリア : グルメ | 文化 | 近畿  2014年07月24日

いろんな店が連なる日本最長の天神橋筋商店街。歩くだけでも結構楽しめる

いろんな店が連なる日本最長の天神橋筋商店街。歩くだけでも結構楽しめる

「安うてうまい」食い倒れ

 日本一の長さ(2.6キロ)を誇る大阪市北区の天神橋筋商店街。JR大阪環状線の天満駅がそばにあり、大阪駅からも近いことから、老舗だけでなく新感覚の店など約600もの店舗が連なる。周辺を含めると1000店以上あり、行楽地としても丸1日楽しめる。

 連日、数万人が行き来する商店街は1から8丁目まであるが、店舗がひしめくのは7丁目まで。アーケード付きは6丁目までで、5丁目から先は通りが細くなる。

 食い倒れで知られる大阪では「安うてうまいは当たり前」。商店街にも和洋中の飲食店がそろっており、5丁目付近は裏路地を含めて多くのすし店がしのぎを削っている。大衆魚だと1個100円からあり、回転ずし並みの値段。人気店は昼時になると行列ができる。天かす、卵を使ったキャベツ焼き(1個140円)の店もあちらこちらにあった。

 地元で人気のたこ焼き店は、5丁目と交差する中崎通商店街の入り口付近にある1953年創業の「うまい屋」。中に入る具は、タコとショウガ、天かすだけ。焼けたら、さらに生地を足し、2度焼きしているので外皮はカリッ。しょうゆ系の味がついていて、何も付けずそのまま食べる。ソースも置いてあり、2種類の味が楽しめる。8個で380円。

 2丁目の裏手、大阪天満宮の隣には近年、新たな名所「天満天神繁盛亭」が誕生。9月の第1土、日曜以外は連日、落語が楽しめる。6丁目には大阪の都市居住に関する歴史や文化を紹介する「大阪くらしの今昔館」、近くには児童・科学館「キッズプラザ大阪」もある。5丁目から天満駅にかけてのゾーンは、夜になると趣が変わる。屋台風のしゃれた飲食店やワインバーなど数十店が深夜まで営業していて、客足が絶えない。

「天満天神繁盛亭」では、9月の第1土、日曜を除いて年中、落語が楽しめる=いずれも大阪市北区で

「天満天神繁盛亭」では、9月の第1土、日曜を除いて年中、落語が楽しめる=いずれも大阪市北区で

 そんな活気ある商店街だが、かつて大型店や郊外型の店に客足を奪われ危機にひんしたこともあったという。天神橋3丁目商店街振興組合理事長の土居年樹さん(77)らは、地下鉄駅や大学などの誘致を進め、イベントの導入など魅力アップに取り組んだ。

 観光客向けの「天神橋筋ぶらり歩き」は年中開催。「たまいち土居陶器」(3丁目)などで申告札を受け取り、表示された3カ所のスタンプがそろうと満歩状がもらえる。 (富永賢治)

 ▼メモ 天神橋筋商店街へは、JR大阪環状線・天満駅、大阪駅からが便利。地下鉄は扇町駅、もしくは南森町駅下車。車は阪神高速守口線の南森町出口からすぐ。天満天神繁盛亭の昼席上演時間は、午後1時から4時ごろまで。入場料は一般前売り2000円(当日2500円)など。公演の2カ月前から予約可。電話での受け付けは午前11時から午後7時半まで。天満天神繁盛亭(電)06(6352)4874

(中日新聞夕刊 2014年7月24日掲載)

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