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【石川】被爆の悲惨さを写真や絵で訴え 金沢・泉野図書館 「原爆と人間」ポスター展

ジャンル・エリア : 歴史 | 石川  2014年08月04日

原爆のポスター展を見る母と子=金沢市立泉野図書館で

原爆のポスター展を見る母と子=金沢市立泉野図書館で

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」ポスター展が、金沢市立泉野図書館(泉野町)で開かれ、被爆の悲惨な写真や絵が核兵器の全面禁止と廃絶、平和の尊さを訴えている。11日まで。(奥田啓二)

 図書館では、2001~11年度まで原爆と人間をテーマにした展覧会を開いてきたが、昨年は金沢海みらい図書館、一昨年は玉川こども図書館で開催したため3年ぶり。

 今回は、原爆が投下された広島市(1945年8月6日)と長崎市(同9日)の実情を知り世界平和を再認識してほしいと、被団協が被爆から67年たった12年、新たに企画編集したポスター28点が図書館2階のアートロビーに並ぶ。

 全身やけどを負った人々の群れが地にあふれ川を埋めた様子を再現した絵、乳飲み子をおんぶしながら直立不動で亡くなった弟を荼毘(だび)に付す10歳ぐらいの少年を収めた写真などから惨状が伝わる。

 被爆した藤平典さんが孫娘にあてた手紙「17歳のあなたへ」には、「-あの兵器がある限り、私は目を閉じられない。自ら考え、自ら歩んで、自らの手で平和と未来をつかみ取ってください-」と切なる思いが込められ、ロビーを訪れた母親は「わが子をこんな目に遭わせたくないですね」と感慨深げに話していた。

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