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【福井】今年は充実31寺 若狭の秘仏巡り

ジャンル・エリア : 文化 | 歴史 | 福井  2014年08月13日

今回の目玉となる中山寺の国重要文化財「木造馬頭観音坐像」=県提供

今回の目玉となる中山寺の国重要文化財「木造馬頭観音坐像」=県提供

 舞鶴若狭自動車道の全線開通に合わせ、普段は見られない秘仏を一斉に特別公開する県の企画「みほとけの里 若狭の秘仏」が9月13日~11月24日、小浜、おおい、高浜、若狭4市町の31カ所の寺で開かれる。昨年度よりも期間を2倍に拡大し、公開する文化財も計68件とほぼ倍に。地元の観光協会は、秘仏を巡るバスツアーを運行してもり立てる。

 全線開通をにらみ、嶺南地方の観光素材を掘り起こしてPRしようと2年前、県が各寺に働き掛けて始めた。初年度は小浜市の14寺の20件が公開され、延べ9000人が訪れた。昨年度はおおい町を加えた17寺の35件となり、延べ1万人に。

 県観光営業部は「全国津々浦々から訪れており、有望な観光素材」と手応えを感じている。関西、中京を中心に関東のリピーターもいる。本年度も既に問い合わせがあり、「昨年度よりも増えるのでは」と期待を寄せる。

 目玉は中山寺(高浜町中山)の国重要文化財(重文)「木造馬頭(ばとう)観音坐像(ざぞう)」。33年に一度の開帳を3年前に迎えたばかりだが、特別公開する。馬居寺(まごじ)(同町馬居寺)の重文「木造馬頭観音坐像」は12年に一度の中開帳の年に当たり、通常は1日のみの公開日数を増やす。

 バスツアーは若狭おばま観光協会と、おおい町観光協会が実施主体。計22コース42便で、バスガイドや住職の案内が付く。車と電車両方の観光客に対応するため、JRの駅と道の駅をともに乗降場所に設定した。価格は2000~6000円。一部は既に募集が始まっている。

 公開日は寺によって異なる。一部の寺では、建物や庭園のライトアップも行う。

馬居寺の国重要文化財「木造馬頭観音坐像」=県提供

馬居寺の国重要文化財「木造馬頭観音坐像」=県提供

 問い合わせは、特別公開が県文化振興課=電0776(20)0572、バスツアーはミフクツーリスト=電0770(53)0329=へ。

 (西尾述志)

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