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【三重】東紀州の観光客数好調 世界遺産や紀勢道全通で

ジャンル・エリア : 三重 | | 特産  2014年08月25日

生鮮食品や干物が並び、親子らでにぎわうおわせお魚いちばおとと=尾鷲市古戸野町で

生鮮食品や干物が並び、親子らでにぎわうおわせお魚いちばおとと=尾鷲市古戸野町で

 東紀州地域の観光地や物産販売施設でこの夏、観光客の増加が目立っている。熊野古道の世界遺産登録10周年で地域への注目が高まる中、紀勢自動車道の全線開通などで都市部からの移動時間が短縮されたことが背景にあるようだ。
 
◆尾鷲・お魚いちば、前年比26%増

 尾鷲市古戸野町の観光物産施設「おわせお魚いちばおとと」は夏に入って観光客や帰省客の姿が目立つ。7月1日~8月23日までに、前年同期比26%増の4万5200人が訪れた。

 運営する同市林町の水産会社「尾鷲物産」によると、食堂部門の充実や紀勢自動車道の延伸もあり、同期間の売り上げは前年より34%増えた。

 尾鷲市向井の温浴施設「夢古道の湯」も、7月20日~8月23日までの来場者が前年比で10~15%増えた。

 尾鷲市観光物産協会には「馬越峠を歩いてみたい」など、熊野古道の情報を求める人が増えている。協会の中村俊介さんは「熊野古道世界遺産登録10周年のPR効果が出ていると思う。秋に向け、新たな企画も考えたい」と意気込む。
 
◆紀北・銚子川、透明度高さ人気

キャンプ客のテントが並ぶ銚子川=紀北町海山区便ノ山で

キャンプ客のテントが並ぶ銚子川=紀北町海山区便ノ山で

 紀北町では銚子川の人気が高まっている。テレビなどで「透明度が高い」と紹介される機会が増え、知名度が向上した。連日川原にキャンプ客のテントがずらりと並んでいる。

 町観光協会の担当者は「ここ2年ぐらいで一気に客が増えた。県外から訪れる人も多い」と話す。24日も川沿いには大阪、京都、奈良、名古屋など県外ナンバーの車が列をなして止まっていた。

 人気が高まる一方で、昨夏にはキャンプ客が持ち込んだごみを川の周辺にある町内会や公共施設のごみ捨て場に捨てる問題が起きた。町は今年、川沿いにごみ箱を設置した。担当者は「ごみは持ち帰ってもらうのが基本」とマナー向上を呼び掛けている。

(浅井貴司、小坂亮太)

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