【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【石川】鶴彬 初の常設資料展 かほく命日に開幕、献句も

【石川】鶴彬 初の常設資料展 かほく命日に開幕、献句も

ジャンル・エリア : 文化 | 歴史 | 石川  2014年09月16日

命日に始まった鶴彬の常設資料展示=かほく市高松のたかまつまちかど交流館で

命日に始まった鶴彬の常設資料展示=かほく市高松のたかまつまちかど交流館で

 かほく市(旧高松町)出身の川柳作家鶴彬(1909~38年)の命日の14日、地元のたかまつまちかど交流館で鶴彬の常設資料展示が始まった。この日、高松歴史公園の句碑前で開かれた碑前祭では、東京からの参列者が11月に鶴の演劇上演を告知。偉人を顕彰する機運の高まりをうかがわせた。

 鶴は日本が戦争に向かう中でも反戦の川柳を詠み続けた詩人。治安維持法違反で検挙された後、29歳で病死した。

 地元の鶴彬を顕彰する会によると、毎年、命日の前後には公共施設で資料展を開いてきたが、常設は初めて。生涯を紹介するパネルや全集などの資料100点以上を並べ、功績をたたえている。21日までは特別展として、鶴直筆の短冊も置く。

 碑前祭では、鶴の川柳を書いた発泡スチロールの箱をつるし、全国から募った川柳の献句や献花をして、追悼。東京からは10人が参列した。

 東京鶴彬顕彰会の設立や演劇上演を呼び掛けた1人の乱鬼龍(本名・関充明)さん(63)=東京都中野区=は、安倍政権の集団的自衛権容認や特定秘密保護法の成立を戦争につながる動きとして心配。句碑の前に立ち、「あらためて心を引き締め、鶴彬の生涯から学び、今日に生かすという思いを固めた」と語った。(福岡範行)

旅コラム
国内
海外