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【三重】新大阪駅入場券第1号も 津の伊藤さん、収集品展示

ジャンル・エリア : 三重 | 鉄道  2014年09月30日

東海道新幹線開業50年を記念し、コレクションを展示している伊藤秀夫さん=津市博多町の津博多郵便局で

東海道新幹線開業50年を記念し、コレクションを展示している伊藤秀夫さん=津市博多町の津博多郵便局で

 東海道新幹線の開通から10月1日で50年の節目を迎えるのに合わせ、津市八町の無職伊藤秀夫さん(66)が、東京-新大阪間の全17駅の入場券など約160点のコレクションを同市博多町の津博多郵便局で展示している。「半世紀に及ぶ新幹線の歴史を感じてもらえれば」と話している。

 伊藤さんは子どものころからコレクションが好きで、これまで切手や新聞の題字、たばこの包装など幅広く集めてきた。新幹線が開業したのは地元の印刷会社で働いていた10代のとき。新しい新大阪駅の入場券が欲しくなり、開業前日の1964(昭和39)年9月30日、SLを使って津から大阪へ向かった。入場券売り場に着くと、伊藤さんが一番乗り。新聞紙の上に座り込んで一晩を過ごした。翌朝に入場券を購入し、ホームで新幹線の雄姿を眺めた。乗ってきた黒いSLとは対照的な真っ白に輝く近代的な車体。「これが夢の超特急かあ」と胸が熱くなった。それ以来、各地の新幹線駅の入場券を集めるようになった。

 展示会場では、開業日の新大阪駅で手に入れた第1号の入場券を含め、伊藤さんが駅に出向いたり、郵送で取り寄せたりして集めた全17駅の入場券を展示。厚紙で作られた開業間もないころの「硬券」から、現在の自動券売機で発行されるものまでが並び、時代の移り変わりを感じさせる。伊藤さんは「入場券は乗車券に比べると一般になじみが薄いが、購入した駅の名称だけがはっきりと刻まれているので収集欲がわく。ぜひ見に来てほしい」と話している。

東海道新幹線の開業当日に伊藤さんが手に入れた新大阪駅の入場券

東海道新幹線の開業当日に伊藤さんが手に入れた新大阪駅の入場券

 入場券のほか、開業記念として新幹線の車体をデザインしたたばこの包装や新幹線駅のスタンプなども展示している。

 会期ははっきりと決めていないが、10月中旬ごろまで飾る予定。問い合わせは津博多郵便局=059(226)6048=へ。

(河郷丈史)

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