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【福井】謎の「新八幡宮」絵巻を展示 若狭歴史博物館

ジャンル・エリア : 歴史 | 福井  2014年10月22日

平安時代の貴族文化を伝える色鮮やかな絵巻=小浜市の県立若狭歴史博物館で

平安時代の貴族文化を伝える色鮮やかな絵巻=小浜市の県立若狭歴史博物館で

 小浜市松永にあった謎の神社「新八幡宮」に収められていた絵巻3点を中心に紹介する「新八幡・絵巻の世界」が市内の県立若狭歴史博物館で始まった。11月30日まで。入館料は300円。高校生以下無料。

 展示したのは神話の世界を描いた「彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)絵巻」など。平安時代(12世紀)の後白河法皇が京都で作らせた当時の“絵本”で、遣唐使の役目を伝えた絵巻や、平安時代の放火事件を知らせる絵巻もある。

 原本は米国ボストン美術館などに流出しており、展示したのは江戸時代の模写作品。美しい色彩で貴族文化を今に伝えている。

 絵巻は、室町時代(15世紀)に書かれた日記に「若州松永庄(じゃくしゅうまつながのしょう)」の新八幡宮にあったと記されている。

 現在の小浜市平野から遠敷(おにゅう)にかけての地域と考えられるが、所在地は不明。絵巻で京都と若狭の文化的な関係の深さを紹介するとともに、神社の歴史ロマンをかきたてる展示構成にもなっている。

(池上浩幸)

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