ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 愛知 2014年11月05日

市内の12の和洋菓子店が集まる「コウナンスイーツフェスティバル」のPRポスター=江南市役所で
江南市内の12の和洋菓子店が一堂に会する「コウナンスイーツフェスティバル」が9日、同市小杁町一色のフラワーパーク江南で開かれる。菓子を通じて町を盛り上げようと市が初めて企画。商品が割引価格で販売されるほか、当日限定の商品もある。
和菓子店「柏屋」(飛高町)は通常1個140円の菓子を3個400円で販売。洋菓子店「パティスリー デゼル」(宮後町)は「ちょこバナナバー」をイベント限定で売る。そのほかにも各店舗の人気の菓子がそろう。
江南商工会議所によると、市内には30ほどの和洋菓子店がある。今までも市内の7つの菓子店が市マスコット「藤花ちゃん」をテーマにした菓子をそれぞれ開発するなど、菓子を通じた市のPRに力を入れてきた。
洋菓子店「パティスリー プティノア」(寄木町秋葉)の佐々総以知(そういち)店長(35)は「市外の人にも来てもらって、江南の菓子のことを知ってほしい」と期待する。
当日は屋外に各店舗のブースが並ぶ。会場には飲食スペースもあり、その場で食べることができる。市の担当者は「秋の陽気の中でそれぞれの店の味を楽しんで」と呼び掛ける。
(井上峻輔)