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【岐阜】土岐の中島さんら往時の姿を模型に 東濃鉄道駄知線

ジャンル・エリア : 岐阜 | 鉄道  2014年11月11日

中島祥一さん(右)ら町民が作った駄知線の模型=土岐市土岐津町の土岐津公民館で

中島祥一さん(右)ら町民が作った駄知線の模型=土岐市土岐津町の土岐津公民館で

 廃線から40年になる東濃鉄道駄知線の思い出を共有しようと、土岐市土岐津町の住民が運行時の駅や周辺を模型で再現した。土岐津公民館で展示している。来年3月末まで。

 駄知線は1924(大正13)年に全線開通。土岐津-東駄知間10キロ余を運行し、旅客と貨物を運んだ。72年の豪雨で鉄橋が流れて休止し、74年に廃線となった。

 模型は幅2メートル、奥行き3メートル。市販品のレール周りに、手作りの駅や製陶所、学校を配した。電動の列車を走らせることもできる。

 公民館主事の渡辺辰之さん(70)が「昭和の窯業を支えた鉄道の姿を町民に伝えたい」と工作講座での制作を発案。昨年の町文化祭に鉄道模型を出品した中島祥一さん(75)が講師となり、50~70代の受講生5人と4カ月かけて完成させた。

 55(昭和30)年前後の写真を参考にした。建物のトタン屋根は段ボール、駐輪場の自転車は針金で組み立てた。高山城跡に天守閣を設け、遊び心も添えた。

 中島さんは「出来に100%満足しているわけではないが、来館者が見入っている姿に接するとうれしくなる」と話す。

 戦前の写真や解説文も掲示している。他の公共施設での展示も検討している。(問)公民館=0572(54)8338

(山本真士)

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