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【静岡】廃材模型 発想自在 静岡市の漫画家が教室

ジャンル・エリア : オブジェ | 静岡  2014年11月26日

身近な品で作ったミキシングビルドの作品に囲まれる、たなかよしみさん

身近な品で作ったミキシングビルドの作品に囲まれる、たなかよしみさん

◆身近な品で「ミキシングビルド」

 プラモデルの部品や身の回りのものを自由に組み合わせてオリジナルの模型を作る「ミキシングビルド」の楽しみを、静岡市駿河区の漫画家たなかよしみ=本名・田中義己=さん(51)が広げている。県内各地での体験教室には子どもたちが詰め掛け、想像力を刺激する作品作りに夢中に。冬休みや夏休みの宿題にも生かせると評判だ。

 映画「スターウォーズ」に出てきそうな宇宙船のエンジンや、ユーモラスな表情のロボットたちのボディー。よく見るといずれにも、たなかさんの代名詞ともいえる「ヤクルト」の空き容器が使われている。「陳腐で恥ずかしいけど、『世界に1つだけのものを作れる』のが魅力」と笑顔を見せる。ほかにもプラスチックのスプーン、プリンターのインクカートリッジなど、簡単に手に入る廃材を使うのが特徴だ。

 たなかさんがミキシングビルドを始めたきっかけは7年前、タミヤなど世界的な模型メーカーが集まる「ホビーのまち静岡」をPRするイベントの一環で、体験教室を提案したこと。自身も子どものころから模型作りが好きだったが、設計図がなく、自由な発想を生かせる楽しさに「子ども以上に自分がはまってしまった」という。以後、各地で開く教室には県内メーカーが無償でプラモデルの部品を提供してくれ、静岡の「地の利」を実感する。

ヤクルトの空き容器などを組み合わせて作ったロボット=いずれも静岡市清水区で

ヤクルトの空き容器などを組み合わせて作ったロボット=いずれも静岡市清水区で

 今まで作った作品は40点以上に上り、中には長さ70センチにもなる「宇宙空母富嶽(ふがく)」も。今年初めに展示会を開いたほか、ハメコミ合成で自身の漫画作品に登場させることもある。「教室への参加をきっかけに、子どもたちが模型を好きになるのがうれしい」といい、「今後は作品たちが登場する映像や作品集を世に出せたら」と少年のように目を輝かせる。

 次回の教室は12月13、14日、ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開かれる「ホビーのまち静岡 クリスマスフェスタ」で行う。参加無料。問い合わせは、ホビーのまち静岡実行委員会=電054(286)5105=へ。

(小柳津心介、志沢あれん)

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