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【岐阜】本美濃紙の映画、県博物館で上映中

ジャンル・エリア : まちおこし | 岐阜 | 工芸品 | 文化  2014年11月27日

工芸技術記録映画「本美濃紙」を上映しているハイビジョンホール=関市小屋名の県博物館で

工芸技術記録映画「本美濃紙」を上映しているハイビジョンホール=関市小屋名の県博物館で

 文化庁が制作した「本美濃紙」の記録映画が、関市小屋名の県博物館ハイビジョンホールで無料上映されている。いよいよ本美濃紙が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に正式登録決定という時を迎え、県博物館の担当者は「県が誇る遺産を知ってもらいたい」と呼び掛けている。

 11月から毎週土、日曜日に上映している工芸技術記録映画「本美濃紙」は、本美濃紙の手すき技術を忠実に記録、紹介しようと2011年に作られた。映画には本美濃紙保存会の沢村正会長らが登場し、紙すきの作業工程を正確に伝える。

 上映は、県博物館の企画「ミュージアムシアター」の一環。月ごとに題材を変え、人文や自然を扱う映像を無料で公開している。

 「本美濃紙」は、テーマに話題性があり集客も好調のようだ。県博物館の岡田吉孝学芸部長は「恐竜などを扱う映像に比べて題材は堅いが、お客さんの反応はいい」と手応えを感じている。映画を見た人からは「技術の素晴らしさを知れて良かった」といった声があるほか、職人の後継者の問題などについて学芸員に質問してくる熱心な人もいるそうだ。

 同館では12月2日から来年1月25日まで、美濃和紙をすく道具や本美濃紙そのものの展示もする予定。岡田学芸部長は「無形文化遺産への登録をきっかけに美濃市に観光で訪れた人も、ぜひ県博物館に足を伸ばして見てほしい」と話していた。

 (大野雄一郎)

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