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【福井】シカ肉料理をメニューに 小浜とおおいの2店

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 福井  2014年12月04日

シカ肉を使った「若狭ジビエのコンフィ」(県嶺南振興局提供)

シカ肉を使った「若狭ジビエのコンフィ」(県嶺南振興局提供)

 県嶺南振興局農業経営支援部が普及に努めるシカ肉を、初めて小浜市とおおい町の飲食店2店舗がメニューの一つに加えた。支援部はさらに取扱店舗を増やしたい考え。

 提供したのは小浜市駅前町の居酒屋「吉のぶ」と、おおい町成海のホテルうみんぴあ。ともにオリーブオイルなどに浸して低温で調理する「コンフィ」で、一品料理やコースメニューの一つとして並べた。

 好評だが、先行するイノシシの「ぼたん鍋」と違って、なじみがないだけに「注文するお客さんは興味本位」(吉のぶ)という。牛肉とは異なる淡泊な肉質をより印象づけるため、両店ともにおいを消したり、軟らかくなるよう調理したりして工夫している。

 支援部は、農作物への獣害対策として駆除されるシカ肉に着目。2011年から飲食店向けの料理講習会を開いて、食肉としてヨーロッパで定着する「ジビエ」のPRを続けてきた。

 飲食店での提供が始まったのは、若狭町内に昨年建設された肉の加工処理施設が後押しした。美浜町内の民宿でも取り扱いを始め、猟友会員と直接取引のない店でもジビエが少しずつ広がる傾向にある。

 食品スーパーの店頭に並べる計画はなく、肉はあくまで飲食店向け。「ものがそろえばランチメニューも考えたい」(うみんぴあ)との声があり、一層の普及には販売、流通ルートの整備が鍵を握っている。

(池上浩幸)

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