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【岐阜】航空機産業を底上げ 土井氏の功績、各務原で紹介

ジャンル・エリア : 岐阜 | 歴史  2014年12月08日

土井武夫氏が設計に携わった航空機の模型=各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で

土井武夫氏が設計に携わった航空機の模型=各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で

 川崎航空機(現・川崎重工)の航空機設計者、土井武夫氏(1904~1996)の生誕110周年記念企画展が7日、各務原市下切町のかかみがはら航空宇宙科学博物館で始まった。2月8日まで。

 戦前から戦後にかけて航空機20機以上の設計に携わり、日本の航空機産業を世界レベルに押し上げた功績をたどる。うち11機の40分の1の模型や、愛用していた旅行カバンなども並ぶ。

 国産機では珍しい液冷エンジンを採用した旧陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」の設計を務めた土井氏。高速性能に優れ、1943年に陸軍技術有功章を受けた。

 当時、大学新卒の月給が100円ほど。土井氏は、同章副賞の1万5000円の使途に困り、工場の課長らに国債を100円ずつ配り、残る5000円も工場関係者を招いた宴会で使い果たし、「これでさっぱりした」といった豪快な人柄も紹介している。

 企画展は、同館と川崎重工、県が初めて共催。担当者は「戦後も長く活躍した土井さんのバイタリティーを感じてもらえれば」と話している。

(督あかり)

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