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【長野】塩辛い温泉水で塩あめ 飯田・かぐらの湯に新名物

ジャンル・エリア : まちおこし | 特産 | 甲信越  2014年12月12日

お土産として人気を呼んでいる塩あめ=飯田市南信濃和田で

お土産として人気を呼んでいる塩あめ=飯田市南信濃和田で

 飯田市南信濃和田の道の駅・遠山郷にある遠山温泉郷かぐらの湯で、温泉水を使った「塩あめ」が発売され、利用客の人気を集めている。かぐらの湯は全国でも珍しい42.5度のナトリウム・カルシウム塩化物泉で、食品加工に利用したのは初めて。施設を運営する南信濃振興公社は「この温泉ならではの名物ができた」と喜んでいる。

 塩あめは1袋324円。ラベルには遠山郷に伝わる霜月まつりのイラストを入れ、「かぐらの湯の温泉水使用」と明記している。艶のあるあめはポリポリとした食感で、ほんのりと塩味がする。

 施設内の売店で1日から発売したところ、手頃な値段と珍しさがうけて大人気に。お土産にするため、1人で何個もまとめ買いする人が目立つ。

 かぐらの湯はこれまで、塩分を含む温泉水を使ってフグの養殖に取り組んできた。新たな利用方法を探る中で、食品加工に生かすアイデアが浮上。菓子卸売業などを手がける外松=同市松尾上溝=の協力で、塩あめの開発に成功した。

 外松の担当者によると、塩あめは伝統的な地あめの製法で作っており、水の代わりに温泉水を使用。事前に成分を分析して安全性を確かめ、3カ月ほどかかって独特の味わいを出すことに成功したという。

塩あめに使われた「かぐらの湯」の温泉=飯田市南信濃和田で

塩あめに使われた「かぐらの湯」の温泉=飯田市南信濃和田で

 かぐらの湯は、静岡県や愛知県などからの来客が多い人気施設。山崎徳蔵支配人は「この温泉水はすごい資源だと思っている。これからも他の食品に利用できないか考えていきたい」と話している。

 (中山道雄)

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