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【滋賀】大甕や絵巻で酒宴の歴史たどる 近江八幡の博物館

ジャンル・エリア : 文化 | 歴史 | 近畿  2014年12月24日

酒の醸造か貯蔵に使われた国内最大級の須恵器の大甕(右側は通常の甕)=近江八幡市の県立安土城考古博物館で

酒の醸造か貯蔵に使われた国内最大級の須恵器の大甕(右側は通常の甕)=近江八幡市の県立安土城考古博物館で

 古代から中世の酒造りや酒宴の歴史を考古、美術資料などでたどる記念企画展「人ノ性(さが)、酒ヲ嗜(たしな)ム」が、近江八幡市の県立安土城考古博物館で開かれている。1月25日まで。

 中国の魏の史書・魏志に収められている魏志倭人伝で倭人の風俗を説明した「人ノ性、酒ヲ嗜ム」と記された日本人の酒への関わりを、古代から近世にかけてたどった。

 酒器と考えられる土器をささげ持つ古墳時代の人物埴輪(はにわ)や、酒好きの人物の存在を推測させる、側面や底面に「醴(れい)太郎」と墨書きされた平安時代の土師(はじ)器。高さ112センチ、最大径114センチ、重さ90キロと、国内最大級の須恵器の大甕(がめ)や、中世の名酒・天野酒に関わる豊臣秀吉の朱印状、中世の酒宴の様子が生き生きと描かれた「酒飯論絵巻」など50点ほどを展示。

 大槻暢子学芸員は「古代から中世のお酒の付き合い方の歴史をたどっていくことで、歴史に興味をもってもらえたら」と来館を呼び掛けていた。入館料は大人500円、高大生300円。月曜と24日、28~1月5日休館。

(前嶋英則)

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