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【石川】全品ハラルで安心して外食 金沢にイスラム教徒向けの店

ジャンル・エリア : グルメ | 石川  2014年12月29日

ハラルに対応し、パンジャーブ地方の料理が味わえる店を開いた進藤昌代さん(左)とシェフのデニース・チャンドゥさん=金沢市間明町で

ハラルに対応し、パンジャーブ地方の料理が味わえる店を開いた進藤昌代さん(左)とシェフのデニース・チャンドゥさん=金沢市間明町で

多文化共生へ「教室開きたい」

 中東や東南アジアなどイスラム圏からの観光客や留学生の増加が予想される中、豚肉や酒を禁じるイスラム教の戒律に従ったハラル食品を提供するパキスタン・インド料理店が金沢市間明町に11月末に誕生した。「食を通じてイスラム教を知り、多文化共生を実践する場にもしたい」と経営者。メニューを増やし、1月下旬にも本格オープンする。(押川恵理子)

 ハラルは「許可された物や活動」を意味し、全メニュー対応の飲食店は県内初という。

 豚肉そのものだけでなく、豚を原料とするゼラチンなどの加工品や、ハラルに対応していない食材と同じ調理場で作られた料理なども食べてはならないとされる。日本で食事に苦労するイスラム教徒も多い中、安心して外食を楽しんでほしいと、市内で中古車販売業を営むパキスタン人のムハマド・アシファさん(44)と妻の進藤昌代さん(42)が開業した。

 市内に住むイスラム教徒の意見を聞いて食材をそろえ、店の環境を整えた。提供するのはパキスタンとインド北部にまたがるパンジャーブ地方の料理。インドや日本のレストランで18年経験を積んだシェフらが腕を振るう。現在は日替わりで野菜、チキン、豆など3種類のカレーにナン、ライス、サラダ、スープが付いたランチセットなどを用意。

 イスラム教徒は世界人口の4分の1を占めるが「偏見や誤解も多い」と進藤さん。店で料理や語学の教室なども開きたいとし、「食を通じて人々の交流が生まれ、理解が進めばうれしい」と願う。

 営業時間は午前11時半~午後3時、同5時半~同10時、年末年始の休みは31日~1月4日。問い合わせはアザーン=電076(220)6838=へ。

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