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【三重】焼きはまぐりテーマに企画展 朝日町歴史博物館

ジャンル・エリア : 三重 | 文化  2015年01月22日

ハマグリを焼く様子が描かれた浮世絵=朝日町歴史博物館で

ハマグリを焼く様子が描かれた浮世絵=朝日町歴史博物館で

 朝日町歴史博物館で、冬季企画展「名物やきはまぐり~街道の文化~」(中日新聞社後援)が開かれている。江戸から明治にかけて朝日町を通る東海道で焼きはまぐりが旅人に愛されていたことを、道中記や観光ガイドに当たる「名所図会(ずえ)」などで紹介している。

 博物館によると、朝日町は江戸時代に大部分が桑名藩に属し、縄生(なお)村(現朝日町縄生)から富田村(現四日市市富田)にかけて、東海道沿いの茶店や酒屋で旅人に提供されていた。ベストセラーになった十返舎一九の「東海道中膝栗毛」にも、縄生村で女性がハマグリを焼く挿絵が掲載されている。

 ハマグリから蜃気楼(しんきろう)が立ち上がり、城郭が浮かび上がる絵、トランプの神経衰弱に似た遊びに使われる「花鳥絵合わせ貝」も展示。現在の朝日町小向(おぶけ)で再興されたとされる萬古焼の茶器やふた物なども含めて46点が並び、後藤勝則館長は「街道が生んだ文化を考えるきっかけにしてほしい」と話している。

 入館無料で、2月15日まで。毎週月曜と2月3日、11日は休館。24日午後2時から学芸員の解説がある。(問)歴史博物館=059(377)6111

 (下泉亮一)

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