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【石川】「梅月庵」にぎわい戻れ 寺井で来月、茶会と花展

ジャンル・エリア : 文化 | 石川  2015年03月10日

自作した抹茶碗の出来に喜ぶ参加者

自作した抹茶碗の出来に喜ぶ参加者

抹茶碗を窯出し

 能美市寺井町の活性化を考える組織「てらかつ協議会・にぎわい発掘チーム」などは4月4~6日、同町の元料亭「梅月庵(ばいげつあん)」で茶会と花展を開く。8日には茶会で使う抹茶碗(わん)の窯出し作業が町内であり、手掛けた住民らが作品を手に当日を心待ちにした。(世古紘子)

 梅月庵は1927(昭和2)年築の木造2階建てで、11部屋を擁する。老舗料亭として愛されたが10年ほど前に閉店。その後は空き家となり、住民らでつくる協議会・にぎわい発掘チームが明かりで照らす催しなどを開き、活用してきた。

 茶会と花展はいずれも同町在住で、県いけ花文化協会理事で草月流師範の倉元清花さん(72)と、茶道裏千家準教授の倉元宗玲さん(71)がチームの活動趣旨に賛同し、初めて企画した。2人は梅月庵で結婚式や披露宴を挙げた思い出があり、当日は生まれ育った町への感謝も込めて抹茶をたて、桜のオブジェを飾る。

 チームは催しをさらに盛り上げようと、自作の碗で抹茶を飲む企画も実施。能美、小松、金沢市から計30人の参加があり、2月に全4回の抹茶碗作り教室を開いた。

 8日には梅月庵近くの文吉窯で手掛けた作品が窯出しされ、参加者が手びねりした味わい深い碗が披露された。つやのある黒や白、梅の花が描かれた碗など個性が光る仕上がりで、「当日に飲むのが楽しみ」などの声が早くも上がった。全作品は28日~4月3日、町内の市寺井図書館で展示される。

茶会と花展が開かれる梅月庵=いずれも能美市寺井町で

茶会と花展が開かれる梅月庵=いずれも能美市寺井町で

 茶会は4、5両日午前10時~午後3時、菓子付き1杯300円。花展は4~6日午前10時~午後5時。チームは催しに合わせて4月1~12日に寺井図書館で寺井小学校PTA会報原画展、4日午後0時半から近くのNPO法人たすけ愛サロン「ほっと」で朗読劇も開く。

 チーム事務局の河村良平さん(71)は「梅月庵を中心に町ににぎわいをつくりたい」、メンバーの庄川良平さん(68)は「梅月庵は電気も水道も通っていないがそれも『個性』。その条件の中で何ができるかを試みたい」と話している。問い合わせは協議会事務局(市都市計画課)=電0761(58)2252=へ。

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