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【福井】「いっぷくして」工房開く 美浜の民宿、24日から

ジャンル・エリア : まちおこし | 福井  2015年03月24日

刺しゅう作品などが並ぶいっぷく工房について説明する松井あけみさん(右)=美浜町松原の同工房で

刺しゅう作品などが並ぶいっぷく工房について説明する松井あけみさん(右)=美浜町松原の同工房で

 美浜町松原の民宿「まつぼっくり」に24日、ものづくりや交流の場として「いっぷく工房」がオープンする。地域を元気にしたいという民宿の新たな試み。24、25の両日には記念の作品展も開く。

 工房は、客室だった木造2階建ての1階部分。ふすまを取り外して、7畳半と6畳の2部屋を使う。一休みして心を和ませてもらえたらとの思いで「いっぷく」と名付けた。10年以上も使わず、本などが置かれたままの和室を、おかみの松井あけみさん(55)が2013年の夏から半年かけて片付けた。

 きっかけは、その前の義母の死。遺品の着物や陶器などを整理するうち、「昔の手仕事の繊細さに引かれ、暮らしに役立てていきたい」と思い立った。片付けをする傍らで、仲間を募って「美浜ぶらりんこの会」を立ち上げ、町内で創作人形展を開催。メンバーの刺しゅう作家、湯浅京子さん(60)=滋賀県=からリメークの仕方などの指導も受けた。

 作品展は「くらしを彩る 人形と 刺しゅうと そして古布アート」。メンバーら11人が刺しゅう、人形など50点ほどを出品する。着物地を使ったブローチ、タンポポやコスモスをあしらったランプシェード、能舞台で扇や鈴を手に舞う人形などぬくもりのある作品が並ぶ。

 松井さんは「作品をヒントに、昔の物を日常の生活に生かしてもらえたら」と笑顔で話す。今後は刺しゅう教室や、地域のサークルの発表の場として使うという。

 入場料は、お茶とお菓子付きで500円。初日は午前10時~午後4時。2日目は午前10時~午後3時で、帯のリメーク体験も開く。(問)まつぼっくり=0770(32)1017

(古根村進然)

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