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【滋賀】故・米朝さんの直筆俳句 近江八幡市文化会館で複写展示

ジャンル・エリア : 文化 | 芸術 | 近畿  2015年04月13日

開館当時、桂米朝さんが詠んだ2句。上品な筆跡が人柄をしのばせる=近江八幡市文化会館で

開館当時、桂米朝さんが詠んだ2句。上品な筆跡が人柄をしのばせる=近江八幡市文化会館で

 会館の窓開け放ち風薫る-。先月19日、89歳で亡くなった落語家桂米朝さん直筆の俳句が、近江八幡市文化会館ロビーに展示されている。

 米朝さんは1979(昭和54)年の開館以来、同会館で毎年正月に一門会を開いてきた。句は、俳人でもあった米朝さんが同年5月の開館記念公演の際にしたためたという。

 上方落語を生で聴く機会が少なかったころから、湖国での公演を欠かさなかった米朝さん。元館長の津田公城さん(83)によると、句には「新しくできたホールの窓から、さわやかな文化の風が吹き込むように」との願いが込められている。

 訃報を受けて同会館が俳句が書かれた色紙の存在を確認し、追悼のため複写を展示した。80年3月の公演で寄せた「法善寺ぬけて帰ろうはるの雨」の句も並ぶ。

 津田さんは「落語の楽しさと上方文化をこの地に広めてくれた」と名人をしのんでいる。

(杉浦正至)

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