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【三重】カワセミの繁殖に挑戦中 大紀・大内山動物園

ジャンル・エリア : 三重 | 動物  2015年04月23日

動物園が繁殖を目指すアオバネワライカワセミ=大紀町大内山の大内山動物園で

動物園が繁殖を目指すアオバネワライカワセミ=大紀町大内山の大内山動物園で

 大紀町大内山の大内山動物園は本年度から、オーストラリアに生息する鳥類のアオバネワライカワセミや南米に分布するラマなど飼育動物の繁殖に力を入れている。希少な動物は寿命が来ても代わりの個体の入手が難しいという状況に対応する狙い。他の動物園から情報を集め、飼育員の繁殖技術の向上に努めている。

 アオバネワライカワセミは、羽の一部の鮮やかな青色が特徴。縄張りを意識して周囲を警戒する時に「ククク」と人の笑い声のようなさえずりを響かせることが、名前の由来になっている。

 園内での野鳥の繁殖第1号を目指し、体長30センチほどの成鳥のつがい1組を購入。20日から15平方メートルの飼育場で展示を始めた。卵を温める時に巣が必要になるが、気に入った場所でないと巣を作らないため、場内に入り口の向きや高さの異なる木製の箱を3つ設置した。

 日本での繁殖期は4、5月が中心。早ければ5月中にも雌が卵を産み、1カ月ほどでふ化する。興奮した雌が自ら卵を割ってしまうことがあるため、飼育員はつがいを刺激しないように注意を払っている。繁殖の成功には雄と雌の相性も重要といい、園職員の阿部貴広さん(29)は「つがいは今のところ仲良しのよう。今年のうちに1羽でもひなをかえし、かわいい姿をお客さんに見せたい」と目標を話した。

(浅井貴司)

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