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【愛知】海の中に目玉焼き? 名港水族館でサムクラゲ展示

ジャンル・エリア : 愛知 |   2015年05月29日

目玉焼きそっくりの姿で漂うサムクラゲ=名古屋港水族館で

目玉焼きそっくりの姿で漂うサムクラゲ=名古屋港水族館で

 その姿から「海の目玉焼き」の異名を取る珍しい北の海のクラゲ「サムクラゲ」が、名古屋港水族館(港区)で展示されている。加茂水族館(山形県鶴岡市)からやってきた個体で、名港では初のお目見えだ。

 白っぽい半透明の円盤形の傘の真ん中に、ぽっこりと丸く黄色い塊が鎮座している。黄身そっくりなこの部分は生殖腺だ。直径十センチほどの体で、とき卵みたいな白っぽい触手をゆらゆらさせながら水中を漂っている。

 日本の北海道や千島列島、ロシアのカムチャツカ半島沿岸などの、文字通り寒い海が生息域。英名はずばり「フライドエッグゼリーフィッシュ(目玉焼きクラゲ)」という。

 加茂水族館は、クラゲの展示種類数世界一でギネス記録の認定を受けており、交流のある名港水族館が、名古屋港で採集したウリクラゲと交換した。

 サムクラゲは同じクラゲの仲間のミズクラゲが餌で、うまくいけばダチョウの卵より大きい直径五十センチほどに育つ。ただ、担当飼育員が日々巡回する名港の岸壁ではこのところミズクラゲが“不漁”だ。「この分では三重県まで足を延ばして探してこなきゃいけないかも」。しばらくは餌の確保で苦労が続きそうだ。

(中野祐紀)

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