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【石川】貴重 インドネシア古布 津幡の工房で展示会

ジャンル・エリア : 工芸品 | 文化 | 石川  2015年06月03日

吉川孝昭さんの貴重な収集品が並ぶ展示会=津幡町田屋で

吉川孝昭さんの貴重な収集品が並ぶ展示会=津幡町田屋で

洋画家・吉川さん 十数島から収集

 インドネシア・バリ島に活動拠点を置く洋画家吉川孝昭さん(55)=富山市出身=が現地で収集した貴重な古布の展示会「インドネシアの絣(かすり)と更紗(さらさ)展」が、津幡町田屋の工房「蛙鳴(けいめい)舎」で開かれている。8日まで。

 ろうけつ染めの「バティック」と絣の「イカット」と呼ばれる約80点を展示。主に宗教的な儀式で身に着けるために70~80年前に作られた。吉川さんが1991年から約20年かけ、十数の島々から集めたという。

 生地は木綿がほとんどで、幅は1メートル前後、長さは大きいもので約3メートル。文様は地域の守り神を抽象化した柄やストライプなど、島々で育まれた独自の風土が反映されている。

 吉川さんは「博物館級の品がこれだけ並ぶのは珍しい。インドネシアの染織文化の多様性を知る良い機会になれば」と話している。

 会場は吉川さんの友人が所有する工房で、100年前の古民家を再現している。趣のある家屋の中、多彩な古布が独特の雰囲気を演出している。

 展示会は午前10時半~午後5時。入場無料。問い合わせは吉川さん=電080(4254)3234=へ。(高橋淳)

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