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【岐阜】鵜匠の生活知って 岐阜市歴史博物館、餌飼船の展示も

ジャンル・エリア : 動物 | 岐阜 | 文化  2015年06月11日

国の重要有形民俗文化財の「餌飼船」を鑑賞する来場者ら=岐阜市大宮町の市歴史博物館で

国の重要有形民俗文化財の「餌飼船」を鑑賞する来場者ら=岐阜市大宮町の市歴史博物館で

 3月に国の重要無形民俗文化財に指定された「長良川鵜飼漁の技術」。1300年続く伝統をテーマにした企画展「鵜飼」が10日、岐阜市大宮町の市歴史博物館で始まった。7月20日まで。開催中の土曜には、学芸員の展示解説や近くの鵜飼観覧船造船所を見学できる催しも。鵜飼を見る前でも見た後でも楽しめる内容となっている。

 企画展は、長良川鵜飼の歴史をたどる3部構成。第1部「人鵜一体(じんういったい)」は、鵜とそれを操る鵜匠の生活に焦点を当てた。アユのいない冬場に、鵜匠と鵜が共に寝泊まりしながら漁を行った「餌飼船(えがいぶね)」は、今では実際に川で見ることができないため貴重な展示だ。

 1939(昭和14)年に東京・歌舞伎座で上演され、本物の鵜を使った歌舞伎狂言「鵜匠の家」の籠などの小道具や歌舞伎役者が岐阜の鵜匠の家で練習した様子の写真のほか、41年制作の松竹文化映画「鵜匠」のポスターなどを初めて展示している。

 会場では、鵜飼にちなんだクイズに答えて、特製ステッカーや周辺の観光案内地図のイラストが描かれたうちわをもらえたり、鵜匠の衣装を着て記念撮影をしたりもできる。

 展示解説ボランティアの塚原紀好(のりよし)さん(74)は「夜の鵜飼を見るだけでは分からない鵜匠の道具や生活を知ってもらいたい」と話した。

 月曜休館(7月20日は開館)。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。(問)市歴史博物館=058(265)0010

 (瀬田貴嗣)

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