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【愛知】ミニ「ほっトラム」笑顔待つ 豊橋の広田さん、市電イベントで“運行”

ジャンル・エリア : 愛知 | 鉄道  2015年07月02日

広田さんが作った(上段から)「ほっトラム」、ドクターイエロー、SL=豊橋市で

広田さんが作った(上段から)「ほっトラム」、ドクターイエロー、SL=豊橋市で

 SL、路面電車、新幹線…。豊橋市岩崎町の元花店経営、広田智さん(73)は自作の精巧なミニ電車に全国の子どもたちを乗せて走るのが生きがいだ。11、12両日に豊橋市内である市電(豊橋鉄道市内線)開通90周年イベントで、最新車両「ほっトラム」のミニ電車を走らせる。

 これまで作ったミニ電車は22台。2メートル前後の本体に、10人分の“客車”をつなぎ、運転手として特設レールの上を走らせる。SLは石炭を動力とし、新幹線は100系から700系、ドクターイエローまで幅広い。市電は豊橋鉄道から図面やラッピングをもらって作った本格派だ。

 働きづめだった人生に、少し余裕ができた40代。手先の器用さを生かして、昔から興味のあったミニ電車作りを始めた。

 鉄道雑誌の図面を基に部品を加工し、組み立て、4年半かけてSLを完成させた。家の敷地にレールを敷いて妻と一緒に乗り、「動いた、動いた」と喜んだ。それを聞き付けた豊橋市からイベント出展の依頼があったのが始まりだ。

 今では北海道から四国まで年70カ所はイベントに出向く。計700キロはある電車と客車、レールをばらして車に積み込む。

 そんな力仕事ができるのも、あと数年かとも思う。でも「子どもがニコッと笑うもんで、続けるだよ」。

 今回のイベントは11、12両日とも午前10時~午後4時、豊橋市の名豊ビルで。広田さんの電車乗車会(100円)や鉄道ジオラマ、開通当時の市電絵画展、路面電車写真展がある。

 11日は中部地区路面電車サミットの代表者会議や、地域公共交通総合研究所の服部重敬さんの記念講演「路面電車と都市の交通」(午後2時、参加自由)も。(問)主催のとよはし市電を愛する会=0532(51)5610

(小椋由紀子)

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