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【岐阜】高山の商店街、川床で活力を 京都をイメージ

ジャンル・エリア : まちおこし | 岐阜 |   2015年07月12日

高山JCが計画する川床のイメージ図

高山JCが計画する川床のイメージ図

 高山市中心部の商店街の活性化につなげようと、近くを流れる宮川に京都をイメージした川床を設ける計画が進む。宮川は赤い中橋付近は観光客でにぎわうが、観光名所から離れるに従い、人が少なくなる。「この場所の良さを多くの人に知ってほしい」と、商店街で生まれ育った若者が立ち上がった。

 「僕も小さいころは川で遊んだし、商店街にはもっと人がいた。川床が近くの商店街にも来てもらうきっかけになれば」。川沿いにある高山印刷の長男として生まれ、現在は専務の住尚三(すみしょうぞう)さん(33)は深さ20センチほどの宮川を見つめながら、そう話した。

 計画では、本町3丁目付近の川の中央に、建設用の足場で土台を造り、36枚の畳を敷く。川岸にも畳を敷いて飲食スペースを設け、市内の居酒屋やカレー店など約10店舗の屋台を並べる。屋台で商品を買い、川床に持ち込む仕組みだ。

 川を管理する県高山土木事務所が把握している範囲では、宮川での川床は、初めてとなる。

 赤い中橋や高山陣屋など、観光名所の多い町の南部に比べ、北側の商店街付近の人通りはまばらだ。市が昨年11月の土曜日に行った調査では、観光名所近くは7時間で1万人が訪れたが、本町3丁目付近は1500人と6分の1以下だった。

川床の企画を伝えるポスターを持つ住さん=高山市本町で

川床の企画を伝えるポスターを持つ住さん=高山市本町で

 「下(宮川の下流地域)にも面白いものがある、と興味を持ってもらえれば。高山の新しい名物になれば、市全体への効果もあると思う」と住さん。所属する高山青年会議所(JC)が趣旨に賛同し、JCの事業として実現した。

 まずは8月3、4日の2日間限定で午後5~10時に実施する。住さんは「浴衣が似合う場所なので、ぜひ浴衣で来てほしい。好評だったら、以降も続けたい」と話している。

 川床の利用には、事前のネット予約が必要。高山JCのホームページから、「川床を楽しまナイト」にアクセスを。利用は無料だが、雨天の場合は中止となる。(問)高山JC=0577(32)0380

(清水裕介)

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