【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【滋賀】「オニバス」保護しよう 彦根で6日、観察会

【滋賀】「オニバス」保護しよう 彦根で6日、観察会

ジャンル・エリア : 近畿  2015年09月04日

彦根市役所前の池で育っているオニバスの葉

彦根市役所前の池で育っているオニバスの葉


 全国的に絶滅の危機にある水生植物「オニバス」が県内で唯一自生する彦根市で6日、観察会が開かれる。市天然記念物に指定されている彦根城中堀のオニバスは、今年は生育が確認されていないという。当日は市役所前の池で育っている葉を鑑賞しながら、保護の大切さを考える。

 市内で植物観察をしている彦根自然観察の会「彦根城オニバスプロジェクト」が企画した。

 とげに覆われた直径1メートルの葉が特徴的なオニバス。中堀では昨年、3年ぶりに確認され、紫色の花も咲いた。

 なぜ今年は生育していないのか。プロジェクトメンバーによると、要因は定かではないが、環境の変化や、外来のミドリガメ「ミシシッピアカミミガメ」による食害などが挙げられるという。メンバーは保護方法を学ぼうと、8月下旬に愛知県東浦町の自生地を訪ねるなど、地道な活動を続けている。

 メンバーの中川信子さんは「身近な自然をじっくり見る機会はなかなかない。生育できる環境を守っていくために、まずは少しでも多くの人にオニバスの存在を知ってもらいたい」と話す。

 観察会は午前10時半から正午まで。マスコットキャラクター「彦鬼(げんき)くん」も参加する。観察に先立ち午前8時50分、彦根城黒門前に集合すると、玄宮園内の樹木案内がある。無料。 

 (河辺嘉奈子)

旅コラム
国内
海外