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【愛知】迫力満点!水中の“怪物” 名港水族館で特別展

ジャンル・エリア : 動物 | 愛知  2015年09月13日

「エイリアン」に似ていると話題のドラゴンフィッシュ=名古屋港水族館で

「エイリアン」に似ていると話題のドラゴンフィッシュ=名古屋港水族館で

 秋の訪れとともに朝夕は涼しさも感じる季節、さらに背筋が寒くなるような魚はいかが? 見た目や生態などさまざまな意味で怖い生き物を集めた特別展「水族館のモンスター」が、名古屋市港区の名古屋港水族館で開かれている。期間限定の展示が10種あり、来場者が館内で食べられる“怪物”も。「コンピューターグラフィックス(CG)モンスター」を壁に映すプロジェクションマッピングも実施している。11月1日まで。

 見た目の怖さで一押しなのは、ハゼの仲間で米大陸の干潟にすむドラゴンフィッシュ。幅の広い口とギザギザの歯は、米映画に登場する「エイリアン」のよう。長さ40センチの体をくねくねとする動きは、ミミズも連想させる。

 館内レストラン「アリバダ」では、このドラゴンフィッシュによく似た日本産のワラスボが食べられる。佐賀県の有明海岸では、刺し身や干物で食べるといい、九州の市場から特別に仕入れた。特別展期間限定メニューの空揚げは、税込みで1匹580円。意外にくせのない白身で「おいしい」と評判だ。

 南米・アマゾン川に落ちた大型動物も襲う「人食い魚」として名高いピラニア・ナッテリー、えらから獲物の魚の体内に入り込んで内臓を食い尽くす「ブルーカンディル」は、食生活が“怖い”生き物だ。

館内のレストランで食べられるワラスボの空揚げ=名古屋港水族館で

館内のレストランで食べられるワラスボの空揚げ=名古屋港水族館で

 人間の立場からはグロテスクに思える生き物たちだが、担当飼育員の松田乾(つよし)さん(46)は「彼らなりの生き方で一生懸命に暮らしているだけ」と理解を求める。「単に怖がるのではなく、地球上に暮らす生き物の多様性を感じる機会に」と勧める。

 特別展に合わせたプロジェクションマッピングは、動画や画像を特別展会場の壁面に投写し、壁のデザインなどとの兼ね合いで芸術的に見せる。今春から水族館のイルカショーを盛り上げる楽曲制作を担当するNCA名古屋コミュニケーションアート専門学校(中区)が協力した。

 会場両面の大理石の壁を見て、雰囲気に合う映像を目指して生徒8人が3カ月ほどかけて約4分間の作品を仕上げた。壁を破って飛び出してくるウツボ、並んで泳ぐ15匹のピラニアなど迫力満点だ。

 平日は1日3回、土、日、祝日は同4回、9月後半の連休は同5回上映予定。月曜休館(祝日の場合は翌日)だが、9月は無休。

アマゾンの肉食魚ピラニア・ナッテリー=名古屋港水族館で

アマゾンの肉食魚ピラニア・ナッテリー=名古屋港水族館で

 (中野祐紀、室木泰彦)

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