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【石川】泉鏡花記念館30万人 金沢 開館16年弱で達成

ジャンル・エリア : 文化 | 石川 | 芸術  2015年09月28日

秋山稔館長(右)から記念品を受け取る30万人目の入館者細川祥代さん(左)=金沢市下新町で

秋山稔館長(右)から記念品を受け取る30万人目の入館者細川祥代さん(左)=金沢市下新町で

 金沢市下新町の泉鏡花記念館の入館者数が27日、30万人に達した。1999年の開館から15年と317日目での到達。秋山稔館長は「これからも皆さんに愛される記念館を目指していきたい」と、節目を機に展示などを充実させていくことを誓った。

 同館は鏡花が幼少時代を過ごした生家跡に99年11月14日開館。鏡花の幻想的な世界を知るためのさまざまな企画展を開いている。昨年度までは年間の入館者が約1万5000~1万7000人で推移してきたが、本年度は北陸新幹線開業の影響で入館者が増加。上半期だけで1万4000人を超えており、過去最高の入館者になるのは確実だ。

 30万人目の入館者は金沢市の保育士細川祥代さん(36)で、友人の会社員中川智香子さん(36)と訪れた。秋山館長から、鏡花の祖母きての実家「目細八郎兵衛商店」製の裁縫箱、記念館ロゴマーク入りのトートバッグなどを受け取った細川さんは、「大好きな鏡花さんの記念館でこのような誉れ、うれしく思う。これからも、もっとたくさんの人に来てもらえたら」と、節目の入館者となったことを喜んだ。

 5年ほど前にゲームのキャラクターとして登場していた鏡花に興味を持った細川さんは、同館を初めて訪問。以来、展示が替わるたびに同館を訪れている。「幽玄の世界に魅了されてしまった。保育士なので、子どもたちにも読んであげたいくらい」と話した。

 同館では現在、鏡花の旧蔵書や蔵書目録、現存書籍を展示した企画展「怪異の泉-鏡花 幻影の本棚」が開かれている。(清水俊介)

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