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【岐阜】お寺を文化発信基地に 3日に高山・大雄寺でジャズライブ

ジャンル・エリア : 岐阜 | 歴史 | 芸術  2015年09月30日

本番の舞台となる部屋で談笑する谷さん(左)と田中さん=高山市愛宕町の大雄寺で

本番の舞台となる部屋で談笑する谷さん(左)と田中さん=高山市愛宕町の大雄寺で

 お寺を再び人が集まる場所に-。高山市愛宕町の大雄寺(だいおうじ)で10月3日、同市上一之町の谷悦朗さん(44)ら市内の3人組バンド「トライムジカ△」が無料のジャズライブを開く。住職の田中玄恵さん(48)は「寺は文化を伝え、発信する場所。ライブを機に若い人にも立ち寄ってもらえたら」と話す。

◆若い人も立ち寄って

 大雄寺は1586年に飛騨の初代藩主、金森長近によって、今の高山市国府町から現在地に移された浄土宗の寺。飛騨地域最古の鐘堂(県文化財)や市文化財の山門で有名だ。

 田中さんは「寺は法要や葬式で使うと思われがち。最近はセレモニーホールを使う人も多く、ますます寺から人が離れていく」と話す。今回ライブを開く庫裏には、近世の高山城主や郡代の使った部屋があり、徳川家の家紋が入ったちょうちん入れなど、歴史を物語る貴重な物も。「高山の文化や歴史を肌で感じられる。もっと気軽に来てほしい」と話す。

 「音楽なら、さまざまな世代や国籍を超えて人が集まる」と考え、趣味でベースを演奏していた谷さんに声を掛けた。幼い時から祖父に連れられて寺を訪れていた谷さんは、昨年9月にも庫裏の土間でライブを開き、4、50人が集まった。

トライムジカ△の(右から)谷さん、森さん、久田さん=高山市内で

トライムジカ△の(右から)谷さん、森さん、久田さん=高山市内で

 今回はライトアップした庭を背景に、パーカッションの森誠さん(43)=清見町、ギターの久田上総(かずさ)さん(37)=上三之町=との「トライムジカ△」として出演。谷さんは「今まで演奏してきたライブハウスや居酒屋とは違う、和の感じが面白い。どうやれば楽しんでくれるかな」と笑顔。田中さんも「ジャズは寺の雰囲気に合うと思う。とても楽しみ」と期待する。

 開場と庭のライトアップは午後6時、演奏は午後7時~8時半。飲み物の持ち込みは自由。駐車場はないため、近くの市営駐車場などを利用する。

(片山さゆみ)

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