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【石川】ヤシャゲンゴロウ 生体展示 昆虫館が世界初、あすから

ジャンル・エリア : | 石川  2015年10月23日

世界で初めて生体展示されるヤシャゲンゴロウ=石川県ふれあい昆虫館提供

世界で初めて生体展示されるヤシャゲンゴロウ=石川県ふれあい昆虫館提供

 石川県ふれあい昆虫館(白山市)などは福井県南越前町の夜叉(やしゃ)ケ池にしか生息しないとされる希少昆虫「ヤシャゲンゴロウ」の人工繁殖、飼育に成功し、24日から世界初となる生体展示を始める。

 ヤシャゲンゴロウは体長15ミリ程度。種の保存法の「国内希少野生動植物種」、環境省レッドデータブックの「絶滅危惧1(ローマ数字の1)B類」に選定されている。飛べないのが特徴とされる。

 同館は2014年度から環境省、南越前町の「ヤシャゲンゴロウを育てる会」、福井県自然保護センター、同県坂井市の越前松島水族館と協力し、飼育に挑んだ。

 ミジンコしか食べないとされてきた幼虫だが、ミジンコを大量に集めることは難しかった。このため、コオロギ、バッタの幼虫やボウフラ、ハエなどを幼虫に与えたところ、食べることが分かり、野生並みの大きさに育った。

 昆虫館の渡部晃平学芸員は「人工繁殖、飼育で代を重ねる累代飼育の足掛かりができた」と話した。

 展示は雄雌3匹ずつを予定している。育てる会宇津尾飼育場、福井県自然保護センター、越前松島水族館でも同時に展示を始めるという。 (松本芳孝)

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