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【愛知】動物生態をスマホで解説 東山、画像認識技術を活用

ジャンル・エリア : 動物 | 愛知  2015年10月26日

獣舎のパネルにスマホをかざすと、飼育員の解説動画が見られる=名古屋市千種区の東山動植物園で

獣舎のパネルにスマホをかざすと、飼育員の解説動画が見られる=名古屋市千種区の東山動植物園で

 名古屋市千種区の東山動植物園で開催中の「秋まつり」で、アジアゾウやライオンなど5つの獣舎に掲示された専用のパネルにスマートフォンをかざすと、飼育員が動物の生態を解説した動画が自動再生されるサービスが提供されている。画像認識のAR(拡張現実)と呼ばれる技術を応用。まつり期間の11月15日まで限定公開する。

 ARは、スマートフォンのカメラに写った現実の風景に文字や画像、動画などを重ね合わせて表示する技術。災害時に想定される津波や洪水の浸水高を実際の街中の映像と合わせて表示する、市の地震防災アプリにも活用されている。

 ARの技術を持つ印鑑製造販売「秀和」(昭和区)と子どもの自然教育に取り組むNPO法人「ひと・まち・これから」(千種区)が、来園者に動物の理解を深めてもらおうと、まつりに協賛する形で初めて企画した。

 「SMIFE(スマイフ) AR」という無料の専用アプリをダウンロードして6桁のコード番号を打ち込んだ上、獣舎前に掲示してあるA3大のパネルにカメラを向けると、約1分間にまとめられた飼育員の解説動画が再生される。

 インドサイ、アカカンガルー、アミメキリンを合わせた5種類。アカカンガルーの動画では、出生時の赤ちゃんの体長が2センチほどしかないため正確な誕生日が分からず、母親の袋から初めて顔を出した日を便宜的に誕生日としていることなど、飼育員ならではの豆知識を紹介している。

 開発に携わった秀和の高木文平さん(44)は「飼育員の方々の話を通じ、普段は知ることができない動物の生態に触れてもらえれば」と話している。

(市川泰之)

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