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【静岡】渡船が結ぶ食と富士山 田子の浦港

ジャンル・エリア : 乗り物 | | 特産 | 静岡  2015年12月09日

富士山の眺望と名物のしらすが人気の田子の浦港=富士市で

富士山の眺望と名物のしらすが人気の田子の浦港=富士市で

◆12日から試験運航

 富士市は12日から、海抜ゼロメートルからの富士山の眺望が人気の田子の浦港で、東岸と西岸を結ぶ渡船を試験運航する。JR吉原駅から特産のしらすを味わえる田子の浦漁協周辺までのアクセスが向上するため、観光関係者は期待を寄せる。運航は土日祝日に限定しており、今月27日まで。

 渡船は田子の浦漁協の漁船を利用し、田子の浦港管理事務所前と漁協前の1キロを結ぶ。30分間隔で1日往復5便。漁協直営の食堂の営業に合わせ、午前10時半から午後1時半まで運航する。

 西側発着点の漁協周辺には、港と富士山を高台から一望できる「ふじのくに田子の浦みなと公園」、しらす販売店が並ぶ「富士山しらす街道」などの観光スポットがある。一方、東側発着点はJR吉原駅から徒歩3分の距離にある。

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 市観光課の担当者は「渡船の運航で、マイカーがなくても市の魅力を最大限に味わえるようになる」とPRする。

 船の観光利用は、田子の浦港の振興をテーマに今年6月開かれた女性対象の意見交換会で提案があった。東側発着点の接岸が課題だったが、岸壁沿いに漁船を係留してはしごをかけ、船から船に乗り移ってもらう方法を採ることで解決した。利用状況の調査や乗船者対象のアンケートを行い、漁協など民間による事業化が可能かどうか調べる。

 漁協の外山広文組合長(81)は「船上から眺める高さ日本一の富士山と、おいしさ日本一と自負している新鮮なしらす丼を一度に堪能してほしい」と利用を呼び掛けた。

 乗船無料。定員は片道10人。雨天は運航しない。当日の運航状況の問い合わせは、おしえてコールふじ=電0545(53)1111=へ。

(小佐野慧太)

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