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【長野】諏訪湖でワカサギ釣り 長野県諏訪市

ジャンル・エリア : 甲信越 | 自然  2016年01月07日

諏訪湖に浮かぶドーム船にはボートで送迎してもらう

諏訪湖に浮かぶドーム船にはボートで送迎してもらう

船内暖か 初心者も満喫

 冬の妖精ともいわれるワカサギ。長野県の諏訪湖に浮かぶドーム船から、手軽に釣りが体験できる。厳しい冷え込みや悪天候でも、ドーム船の中はポカポカ。手ぶらで訪れてもOKで、道具のレンタルや観光客向けのプランも充実。魚影は濃く、初体験の人でも十分に楽しめる。

 諏訪湖にはドーム船と呼ばれる施設がいくつか浮かんでいる。今回訪れた諏訪市渋崎の諏訪湖釣舟センターのドーム船は横10メートル、長さ20メートルほどのフロートが連結され、その上にドームと呼ばれる大きなビニールハウスが設置されている。ドームの中は暖房器具もあり、外には簡易トイレもある。

 まず、釣り人は船宿からボートで沖のドーム船まで送ってもらう。ドームに入ったら、直径30センチほどの穴の前に座り、仕掛けを準備。餌の紅サシを針に付けて、穴からたらして底近くでアタリを待つ。ピクピクと穂先が震えたら、ゆっくり仕掛けを上げればいい。

 訪れた日は家族連れでにぎわっていた。名古屋市緑区の神野重章さん(41)ファミリー5人は2時間限定の観光コースで、次から次へとワカサギを上げていた。釣果は100匹近く。初挑戦の友柚さん(小4)は「楽しいですが、これだけ釣れるなら、もう少し、長く釣りたいな」と話していた。

ワカサギを釣り上げた神野さんファミリー。この日は次から次へとアタリがあった

ワカサギを釣り上げた神野さんファミリー。この日は次から次へとアタリがあった

 ドームの中は暖かく、上着1枚でも大丈夫だった。天気が良ければ、外に出て湖岸の景色を眺めながら、サオを出すこともできる。この日の釣れ具合は好調で、ビギナーでも入れ食いを満喫。こちらもサオを出してみたが、これまで経験したことのない釣れっぷり。「前来たときは数匹でしたが、こんなに釣れるんですね。もー帰りたくない」と話す家族もいた。ビギナーは仕掛けのセット方法や釣り方を船宿の人が説明してくれるので安心だ。

 釣りの後の楽しみもいっぱい。諏訪湖周辺には川魚料理の店が多い。岡谷市天竜町にある明治元年創業の浜丑(はまうし)川魚店を訪ねた。店頭にはワカサギはもちろん川エビやコイの揚げ物や甘露煮などが各種並ぶ。割烹(かっぽう)店も併設していて、うなぎ特重(3000円)と川魚3種盛り(510円)を注文した。ウナギの濃厚さはもちろん、コイやワカサギの甘みのある揚げ物もこれまで体験したことのない味わいだった。

 また、諏訪湖釣舟センターの横は諏訪市原田泰治美術館があり、郷愁を誘う原田さんの絵が並ぶ。さらに温泉もある。冬なのにポカポカの諏訪湖だった。 (柳沢研二)

冬の妖精ともいわれるワカサギ。美しい魚体は釣り人を引きつける=いずれも長野県諏訪市の諏訪湖で

冬の妖精ともいわれるワカサギ。美しい魚体は釣り人を引きつける=いずれも長野県諏訪市の諏訪湖で

 ▼メモ ワカサギ釣りは午前7時半~午後3時で、ドーム船1日コースは遊漁料込みで3700円、中学生以下1500円。2時間観光コースは3500円、中学生以下1500円。諏訪湖釣舟センター(電)0266(52)1199。浜丑川魚店は小売り部が午前9時~午後6時、割烹が午前11時~午後2時、午後5~7時。いずれも水曜定休で不定休あり。(電)0266(22)2531。原田泰治美術館の入館料820円。月曜定休。(電)0266(54)1881

(中日新聞夕刊 2016年1月7日掲載)

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