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【岐阜】「さるやの石」観光客に人気 下呂・温泉寺でまつる

ジャンル・エリア : 岐阜 | 温泉 | 神社・仏閣  2016年01月15日

多くの願い事がかけられている「さるやの石」=下呂市湯之島の温泉寺で

多くの願い事がかけられている「さるやの石」=下呂市湯之島の温泉寺で

 下呂市湯之島の温泉寺にまつられる「さるやの石」。参拝者が小石に願い事を書き、お供えすることで知られる。今年のえとの申(さる)にちなみ、下呂温泉を訪れる観光客らの話題になっている。

 さるやの石は、同市森に伝わる昔話に登場する利口なサル「さるや」の墓石。かわいがってもらっていた農民夫婦に孝行するため、さるやがカイコの番をしていたことから、墓石の周りの小石を家でまつると、ネズミの害を防いだとされる。物語は、テレビ番組「まんが日本昔ばなし」の題材にもなった。

 さるやの石は森地区で伝えられてきたが、12年ほど前から温泉寺の観音堂にまつられている。寺には温泉客などが多く訪れることから、昔話をアレンジし、願い事を小石に書いてさるやの石に供えてもらうかたちに。家内安全や安産祈願、恋愛成就などさまざまな願いが託されている。

 岩浅宏観住職(41)は「正月に入ってから、たくさんの石に願いを書いてもらっている。観光客の思い出になれば」と話している。

さるやの石を紹介する正月飾り=下呂市幸田の水明館で

さるやの石を紹介する正月飾り=下呂市幸田の水明館で

 また、申年にちなみ、同市幸田の旅館水明館もPRに一役買っている。毎年ロビーに置く正月飾りを、今年は歌舞伎の口上を模した和服姿のサルの親子の人形に。演目は「さるやの石」として、今月末まで昔話のあらすじや温泉寺を紹介している。

 (小柳津心介)

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