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【岐阜】美濃焼観光タクシー 岐阜県多治見・土岐・瑞浪市

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜 | 工芸品  2016年03月03日

手軽に酒蔵や窯元巡り

美濃焼の魅力を体験する観光タクシー=岐阜県多治見市の幸兵衛窯で

美濃焼の魅力を体験する観光タクシー=岐阜県多治見市の幸兵衛窯で

 陶磁器産業の盛んな岐阜県多治見、土岐、瑞浪市の観光施設を巡る「美濃焼観光タクシー」の運行が始まった。県と3市、タクシー会社6社が企画。窯元訪問や作陶体験、酒蔵見学など5コースを3割引きの運賃で案内する。実はさかずき、とっくりの生産量日本一は当地だそうだ。「四酒蔵制覇の旅」を選んだ。

 JR多治見駅からスタート。ボディーに酒器などが描かれたステッカーを付けたタクシーが待っていた。まず、タイルの大生産地である多治見市笠原町を目指す。1杯目は「三千盛(みちさかり)」(社名同じ)。“からくち”で知られるが、蔵出しの生酒を含む、大吟醸の飲み比べを出していただいた=写真(1)。白磁の見込みに青い蛇の目が入った利き猪口(ぢょこ)で試飲。やはり旬の生に軍配を上げた。酒蔵見学はできない。

 次は土岐市駄知町。道の駅・どんぶり会館から少し走ると「千古乃岩(ちごのいわ)」酒造がある。これぞ地酒蔵だという雰囲気がいい。若い当主の案内で仕込み中のタンクが並ぶ酒蔵を見学=同(2)。生酒、にごりなどを利く。仕込み水は三国山系の伏流水で超軟水。とにかく水がうまい。

 ほろ酔い気分でタクシーは瑞浪市土岐町へ。土岐川沿いに元禄期創業の酒蔵が2軒ある。焼酎蔵だった黒塀が目を引くのが中島醸造。ドラマロケに使われた蔵と建物を散策する。酒かすの匂いが心地よい。試飲は「始禄」と新ブランド「小左衛門」の純米酒から吟醸、大吟醸、梅酒まで=同(3)。町内で同じく創業三百数十年になる「若葉」(社名同じ)を訪問。小室等さんを招いている“酔いどれコンサート”会場の酒蔵で搾りたてを味わう。4月の酒蔵公開のイベントでは当主兼杜氏(とうじ)の伊藤勝介さんがガイドツアーを務める=同(4)。

 これで約4時間。小型タクシーに4人で乗れば1人当たり4170円。9人で特大タクシーを使えば1人2800円余り。友は多いほど良い。 (小畑一成)

 ▼メモ コースは、A「美濃焼陶芸道場 虎渓窯で作陶体験と産地でお買い物」(多治見駅発土岐市駅着の約3時間半、小型1万4600円)、B「タイルアート体験と話題の観光施設テラスゲート土岐へ」(同)、C「日本一の陶磁器産地4酒蔵制覇の旅」(多治見駅発瑞浪駅着の約4時間、1万6680円)、D「美濃焼産地をゆったり満喫」(土岐市駅発瑞浪駅着の約5時間、2万860円)、E「美濃焼産地の3つの窯場を満喫」(土岐市駅発多治見駅着の約5時間、2万860円)。それぞれ前日の午後3時までにタクシー会社(近鉄東美、多治見、東鉄、コミュニティ、沢田、平和)に予約する。運休はA火曜、B火・第2・3水曜、C火・土・日曜・祝日、D月・火曜、Eなし。岐阜県観光企画課(電)058(272)1111

(中日新聞夕刊 2016年3月3日掲載)

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