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【長野】表情豊か、縄文の土偶も 県立歴史館で12日から企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 甲信越  2016年03月10日

キリッとつり目の土偶(塩尻市・平出遺跡)=千曲市の県立歴史館で

キリッとつり目の土偶(塩尻市・平出遺跡)=千曲市の県立歴史館で

 県内各地の遺跡で発掘された遺物を一堂に展示する考古企画展「長野県の遺跡発掘2016」が12日、千曲市の県立歴史館でスタートする。展示数は14遺跡の307点。目玉のテーマ展示は縄文の土偶で、豊かな表情の40点余が来場者を楽しませてくれそうだ。11月まで伊那、安曇野、佐久の各市を巡回する。

 歴史館によると、県内には約1万5000カ所の遺跡があり、毎年350カ所余で発掘調査が行われている。

 企画展は毎年開催しているが、今年は初めて佐久市を加え県内4会場での開催となった。

 展示するのは、縄文時代の土器から弥生時代の勾玉(まがたま)、飛鳥-奈良時代の軒丸瓦までバラエティーに富んでいる。そんな中で、歴史館が特に力を入れたテーマ展示は縄文の土偶だ。

 栄村のひんご遺跡で昨年発掘された鼻の下が長い土偶、塩尻市の平出遺跡(国史跡)で出土した丸顔やつり目の土偶などが展示される。松本市のエリ穴遺跡で発掘された300点余の土偶の一部も並ぶ。

 歴史館だけだが、富士見町の坂上遺跡で出土し昨年、重要文化財に指定された土偶の特別展示も。4月23日には同館で、県考古学会員の三上徹也さんが「土偶ってなんだろう?」のテーマで講演する。

(野口宏)

丸顔の土偶(塩尻市・平出遺跡)=千曲市の県立歴史館で

丸顔の土偶(塩尻市・平出遺跡)=千曲市の県立歴史館で

 各会場の開催日程は次の通り。

 県立歴史館=12日~6月26日▽県伊那文化会館=7月9日~8月21日▽安曇野市豊科郷土博物館=9月3日~10月16日▽佐久市立近代美術館=10月29日~11月13日

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