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【愛知】旧名古屋駅舎の時計復元 リニア・鉄道館

ジャンル・エリア : 乗り物 | 展示 | 愛知  2016年03月11日

復元された旧名古屋駅舎にあった大時計=名古屋市港区のリニア・鉄道館で

復元された旧名古屋駅舎にあった大時計=名古屋市港区のリニア・鉄道館で

 名古屋駅が開業して5月で130年になるのを記念して、名古屋市港区金城ふ頭のリニア・鉄道館が、1937(昭和12)年に完成した旧駅舎に掛けられていた大時計を復元した。同館の鉄道車両展示ホールの壁に掲げられている。

 名駅は、現在より200メートル南の笹島地区で1886年に開業した。一般には「笹島ステンショ」と呼ばれ、利用客が増えて手狭になった1937年2月、現在の場所に移った。

 時計は、この旧駅舎のオープンと同時に動き始めた。鉄道の時間表記が24時間制になった42年には、「13~24」の赤い数字が追加で取り付けられた。現在のJRセントラルタワーズ建設のため旧駅舎が解体される93年まで、時を刻んだ。

 この時計を知っていた同館の担当者が、名駅開業130周年記念の企画展を機に、念願の復元に着手。過去の写真からデザインを起こし、ディスプレー会社に製作を依頼した。

 実物の6割のサイズで縦3メートル、横3.1メートルのほぼ正方形。1.4メートルの長針と90センチの短針が付けられ、重さは20キロ。展示の安全性などから、御影石だった数字は樹脂、大理石だった文字盤は似た風合いの化粧フィルムで作った。

実物の大時計の針と時刻表示=名古屋市港区のリニア・鉄道館で

実物の大時計の針と時刻表示=名古屋市港区のリニア・鉄道館で

 館の担当者は「時計は名古屋の玄関口だった旧駅舎のシンボルだった。昔の名駅の様子を想像してもらえれば」と話す。

 館には実物の針や数字が保管されており、16日~9月26日の企画展で一部を展示する。企画展では、湿地帯だった130年前に名駅周辺が開発され、2027年のリニア中央新幹線開業に向けて発展する現在までの歴史を写真で紹介する。

 入館料は大人1000円、小中高生500円、3歳以上200円。4月~来年3月まで何度でも入館できる「こどもパスポート」(小中高生向け1000円、幼児向け400円)を19日に発売する。(問)同館=052(389)6100

 (藤嶋崇)

旧駅舎とその中央にあった大時計=1989年7月撮影(JR東海提供)

旧駅舎とその中央にあった大時計=1989年7月撮影(JR東海提供)

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