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【富山】人間国宝の遊び心 石黒宗麿 陶芸作品74点

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術  2016年03月14日

石黒宗麿の独創的な干し柿の模様が施された「釉彩干柿文壺」=射水市新湊博物館で

石黒宗麿の独創的な干し柿の模様が施された「釉彩干柿文壺」=射水市新湊博物館で

新湊博物館 年代順に

 射水市出身で人間国宝の陶芸家石黒宗麿(1893~1968年)の作品を紹介する「石黒宗麿展」が、同市鏡宮の市新湊博物館で開かれている。旧新湊市時代から市が収集する宗麿作品のうち74点が年代順に並び、多彩な作風を感じさせる。4月10日まで。(山本拓海)

 宗麿は、中国の宋の時代以来途絶えていた木の葉模様を器に焼き付ける「木葉天目(このはてんもく)」の技法の再現に日本では初めて成功。55年に人間国宝に認定された。展示された「黒釉葉文茶碗(こくゆうようもんちゃわん)」の底にも、葉の模様が見て取れる。

 「釉彩干柿文壺(ゆうさいほしがきもんつぼ)」は、干し柿の模様が施され宗麿の遊び心が見て取れる。33歳のころの陶彫「虎」や、人間国宝となった年に作陶した「白瓷汲出(はくじくみだし)茶碗六客」なども来場者の関心を集める。

 午前9時~午後5時、火曜定休。観覧料一般310円。富山市五福の県水墨美術館でも「石黒宗麿のすべてと人間国宝の作家たち」展が開かれている。27日まで。

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