【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】懐かしい民具 触れて 氷見市立博物館 認知症予防へ展示

【富山】懐かしい民具 触れて 氷見市立博物館 認知症予防へ展示

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 文化  2016年03月17日

昭和の生活を紹介している企画展の会場=氷見市立博物館で

昭和の生活を紹介している企画展の会場=氷見市立博物館で

 高齢者に懐かしい民具や写真に触れてもらい、脳を活性化させる「地域回想法」に取り組む氷見市立博物館が、昭和30年代まで使われていた生活用品や写真を展示する企画展「思い出をつむぐ くらしを知る」を開いている。27日まで。

 博物館は5年前から、所蔵資料を使って地域回想法を進めており、認知症予防や生きがいづくりに役立つとしている。

 企画展では、民具や写真など219点を展示。動かないよう赤ん坊を入れておくわら籠「ツブラ」や、わら縄でつるされたかき餅などが並ぶ。竹で作ったスキー板やおけ風呂、洗濯した子どもの着物を乾かす板などもあり、当時の生活様式が伝わってくる。

 この日は高岡市内のグループホームの利用者3人が訪れ、ツブラを見て「懐かしい」と表情を和らげて見学。97歳の女性はわらで作った長靴を「学校に履いていったが、ぬれて重く干していた」と振り返っていた。

 博物館主査の小谷超さんは「地域回想法は介護者にとっても、お年寄りを尊敬の対象とみる機会になる。福祉施設と連携し、もっと広げていきたい」と話していた。 (高島碧)

旅コラム
国内
海外