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【石川】女性参政権 行使70年 石川の獲得運動たどる

ジャンル・エリア : 展示 | 石川  2016年04月06日

石川の女性参政権を巡る歩みを振り返る企画展=石川県女性センターで

石川の女性参政権を巡る歩みを振り返る企画展=石川県女性センターで

金沢で企画展「米山久・駒井志づ子の記録」

 石川県内で戦前に繰り広げられた女性参政権獲得運動を振り返る企画展「石川の婦選運動~米山久・駒井志づ子の記録~」が5日、金沢市三社町の石川県女性センター1階ギャラリーで始まった。参政権は国民の当然の権利と訴え、政治参加を求めて闘った女性たちの熱い思いを今に伝えている。12日まで。

 女性参政権は終戦間もない1945年12月に選挙法改正によって実現。翌46年4月10日に戦後最初の衆院選が行われ、初めて行使された。

 企画展は今月10日に初の行使から70年の節目を迎えるのを受け、女性史を学ぶ福田輝子さん(81)=金沢市=ら有志の3人が企画。石川の運動を率いた駒井志づ子(1903~78年、石川初の女性県議)と米山久(ひさ)(1897~1981年、石川初の女性衆院議員)の生涯をたどりながら参政権の歩みを振り返っている。

 「後世の女性たちに住みよい社会を目指すために、自分たちが目覚めなければならない」「どんな攻撃も非難も受け止めて、啓蒙(けいもう)の一過程を突き進もう」「子どものこぼした飯粒は母親が拾う、県政の落ち穂は婦人議員が拾う」…。

 展示された2人の言葉からは、女性だけ参政権がない理不尽への怒り、運動への決意、議員としての志が鮮やかに伝わってくる。駒井の養子一晴(いっせい)さん(68)、和子さん(62)夫妻も来場し「歴史の流れの中に今がある。おばあちゃんの志を大切にしたいとあらためて思う」としみじみ話した。

 企画展は入場無料。10日午後1時半からは、石川の運動を研究する一橋大大学院の井上直子さん(28)を招いて、来場者で語り合う時間を設ける。 (小室亜希子)

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