【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】絵本 いろんな視覚で 砺波 あすから荒井さん原画展

【富山】絵本 いろんな視覚で 砺波 あすから荒井さん原画展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術  2016年04月08日

自作の前で、子どもが楽しめる絵本について語る荒井良二さん=砺波市美術館で

自作の前で、子どもが楽しめる絵本について語る荒井良二さん=砺波市美術館で

 国際的な評価を受けている絵本作家荒井良二さん(59)の原画展「スキマの国の美術館」が9日、砺波市高道の市美術館で開幕する。7日は荒井さん自身が会場で準備作業を進めた。独特のユーモアとリズムがあふれる作品世界を楽しめそうだ。荒井さんは1990年に「MELODY」でデビュー。2005年に児童文学のノーベル賞といわれるスウェーデンの「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を東洋人として初めて受賞するなど、海外でも作品人気が高い。絵本以外でも、12年のNHK連続テレビ小説「純と愛」でオープニング原画と題字を手掛けるなど幅広い分野で活躍している。

 荒井さんの作品は、子どもが夢中になって描いたような絵がちりばめられているのが特徴。今回は絵本原画約300点に加え、アニメーションや絵画なども展示し、作品が醸し出す不思議な魅力の秘密に迫る。

 タイトルの「スキマ」には「物語の行間、モノとモノとの間などの意味を込めた」と荒井さん。「大人は『どう役に立つのか』を考え、絵本でも結論を大事にする。でも子どもは絵をながめたり、読み聞かせの言葉を意味ではなく、音楽のように聞いたりして“真ん中”を面白がっている気がする」

 「楽しみ方に幅はない」ともいい、原画展を「うやうやしく見るのではなく、軽く、自由に楽しんでもらいたい」と話す。原画展は6月5日まで。入場料は高校生以上1000円、小中学生300円。

(堀場達)

目的で旅を選ぶ
気分で旅を選ぶ
旅コラム
国内
海外