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【滋賀】木造十一面観音坐像を18日から公開 甲賀・櫟野寺

ジャンル・エリア : 文化 | 神社・仏閣 | 近畿  2016年04月14日

木造十一面観音坐像について説明する三浦さん=甲賀市甲賀町で

木造十一面観音坐像について説明する三浦さん=甲賀市甲賀町で

 甲賀市甲賀町の櫟野寺(らくやじ)の本尊で、重要文化財に指定された座像の十一面観音で日本最大とされる「木造十一面観音坐像(ざぞう)」が、東京国立博物館(東京)である特別展出展のため、寺から初めて出されることになった。特別展への搬出を控え、18日から始まる春の特別拝観を前に13日、報道関係者に公開された。

 櫟野寺は天台宗の古寺で、十一面観音は平安時代(10世紀)に造られた。像高は約3メートルで、台座などを含めると5メートルを超える。座像の11面観音は全国でも珍しいという。秘仏で春と秋の特別拝観時に公開されていた。

 東京国立博物館の特別展「平安の秘仏 滋賀櫟野寺の大観音とみほとけたち」(9月13日~12月11日)では、本尊をはじめ寺の重文の仏像20体がそろって展示される。

 寺では6月から本堂と宝物殿の改修工事が始まる。特別展後に仏像は戻されるが、拝観できるのは改修が完了する2018年10月になるという。

 住職の三浦密照さん(37)は「しばらく拝観できなくなるので、本尊のお顔を心に刻んでほしい。この機会に多くの人に甲賀にある貴重な仏像の存在を知ってほしい」と話している。

 特別拝観は5月22日までで、午前9時~午後4時。拝観料は大人600円、小人300円。

(小川直人)

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