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【三重】サミット開催祝う四日市萬古焼 シンボル、国旗入り酒盃完成

ジャンル・エリア : まつり | 三重 | 工芸品  2016年05月09日

醉月さん(左)と潮さんが作陶したサミット仕様の酒盃=四日市市の「醉月陶苑」で

醉月さん(左)と潮さんが作陶したサミット仕様の酒盃=四日市市の「醉月陶苑」で

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を盛り上げようと、国の伝統的工芸品・四日市萬古(ばんこ)焼の窯元「醉月陶苑(すいげつとうえん)」(四日市市)が、サミット県民会議のシンボルマークや主要7カ国の国旗をあしらった「酒盃(しゅはい)」を作った。17日に1000個を県に寄贈する。

 酒盃は醉月陶苑の3代目清水醉月さん(72)と次男で陶芸家の潮さん(40)が手掛けた。「サミットは世界中に萬古焼の魅力を発信するまたとない機会。手作りの味わいも感じてもらいたい」と、開催決定後の昨年夏、海外で高まる日本酒ブームから杯の作陶を構想。岡田文化財団(菰野町)の助成を受け、萬古焼伝統の紫泥土と県窯業研究室が開発した白土を原料にした2種類を500個ずつ仕上げた。

 一つ一つ手作業で成形しているため、機械では表れない柔らかな形が特徴。表面にシンボルマークと国旗をカラーで焼き付け、「BANKO MIE JAPAN」と印字した。潮さんは「試作を何度も重ねた中で、デザインを含めて2人が一番納得のいく形に仕上がった。持っても使っても見ても良しの杯」と話す。

 寄贈した酒盃は県にサミット期間中の有効活用を考えてもらうといい、一般向けには14、15の両日に四日市市の萬古神社周辺で開かれる「萬古まつり」でお披露目する。醉月さんは「酒盃を通じて、四日市と萬古焼の両方とも世界に羽ばたいてほしい」と期待を込めている。

(曽田晋太郎)

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