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【静岡】直虎支えた龍潭寺住職・南渓和尚の肖像画発見

ジャンル・エリア : サブカルチャー | 展示 | 歴史 | 静岡  2016年05月23日

南渓和尚の肖像画=浜松市北区で

南渓和尚の肖像画=浜松市北区で

◆江戸時代作? 浜松市北区の妙雲寺で公開

 来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、主人公の井伊直虎を支える龍潭寺(りょうたんじ)の住職南渓和尚の肖像画が、井伊家菩提寺(ぼだいじ)の一つ妙雲寺(浜松市北区引佐町)で見つかった。檀徒(だんと)総代の有海隆太郎さん(81)は「ドラマで重要な役割を演じる人物。多くの人に南渓和尚について知ってほしい」と話している。

 南渓和尚は、女性の直虎を城主に推薦するなど、井伊家を支えた龍潭寺の二代目住職。妙雲寺では大河ドラマの放送決定以後に、直虎と南渓和尚の位牌(いはい)も発見されている。

 肖像画は5月3日に、檀徒らが押し入れを整理していて見つかった。長さ約160センチの掛け軸に、大きな椅子にゆったりと座る南渓和尚の姿が描かれている。肖像画の左下隅には「中天筆」と、署名と思われる文字が記され、裏には「開山南渓大和尚肖像」と書かれている。

 制作年代は不明。戦国時代に描かれた南渓和尚の肖像画は龍潭寺にも残っている。同寺の前住職武藤全裕さん(83)は「背もたれのある大きな椅子に座っていて、署名が記されているのは江戸時代の作品の特徴。江戸時代に描かれたのでは」と推測する。

南渓和尚の肖像画を紹介する有海さん=浜松市北区で

南渓和尚の肖像画を紹介する有海さん=浜松市北区で

 妙雲寺は普段施錠しているが、位牌を多くの人に見てもらおうと、4月から毎週土・日曜限定で開放している。5月上旬からは肖像画も一般公開しており、有海さんは「ドラマをより楽しむためにも、多くの人に見てほしい」と話している。 

(高橋貴仁)

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